内容説明
日本一有名な大家族“石田さんチ”のお母ちゃん、すーっと気持ちが楽になる“子育て論”。
目次
1 「親より先に死なない」編(あなたの子どもは、しょせん我が子。神様の子どもではありません。;家族がみんな、やりたい放題、わがまま放題が我が家です;子どもは“おんぶ”して“だっこ”して育てましょう! ほか)
2 「親きょうだいに迷惑をかけない」編(先生とのコミュニケーションは世間話から始めなさい;親の評判は孫子の代までついて回ります;「皆さんにうちの子が世話になるかも」と常に思って人と接する ほか)
3 「人のために生きないで、自分のために生きる」編(みんなに好かれようとしなくてもオッケー!;子育ては気力、体力、経済力。特に“経済力”は絶対!;生きるってお金よ。だから、張れない見栄は張らない! ほか)
4 「石田さんチ」家族年表
特別編 石田さんチのペットとの出会い
著者等紹介
石田千惠子[イシダチエコ]
1954年、茨城県生まれ。72年、県立日立第二高等学校卒業。73年、東京公衆衛生技術学校卒業。インターンを経て74年に美容師資格取得。美容師として活躍した後、79年、同級生の晃さんと結婚。同年11月、イランのアメリカ大使館が占拠された日に長女・奈緒子さんを出産。その後、7男2女のお母ちゃんとして『大家族石田さんチ』で紹介され、日本一有名な大家族のお母さんに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanki
19
大家族には経済力必要。トラブル時は、原因探しせず、今から何をするか。2022/11/25
BEAN STARK
9
育てかたは個々色々あるだろうが、9人育てたこと自体がスゴい!!尊敬する。次は女の子がほしいな~☆2013/12/25
keco
5
本当に。どこぞの偉そうな大先生と呼ばれるような人が書いた本にはない、現実的で実用的で笑っちゃって泣いちゃって、な内容。これはもう千恵子母ちゃんにしか書けないな!と。それにしてもこれだけたくさんの個性溢れる子どもたちの面倒よりももっともっと面倒くさそうなお父ちゃんの存在。千恵子母ちゃんじゃなきゃあの家は持たないな、とつくづく感じました。何事にも物怖じしない肝っ玉母ちゃん。私も5人の母なので千恵子母ちゃんのようにならねば…先は遠いけど。2016/02/10
morgen
5
近くに色々教えてくれる(ややお節介な)先輩ママがいない人は、この本を読みましょう。しょせん我が子、子どもはうるさくて当たり前、嫌いな人となるべく顔を合わさないようにするのも「生きる知恵」、お金はもらったはたから貯金、など役立つアドバイス満載でした。2012/06/08
やまてる
4
金言に溢れている。9人も子育てした母親の愛情一杯を感じる提言。子育ては、「“個”育て」、一人として同じでない。子供は、未熟で不完全。悪さをするもの。間違うもの。反抗期があるもの。全てを受け入れ、寄り添い、時期を待つ。愛情を持って見守っていく。トラブルやうまくいかないと、「なんで?」と思ってしまうと、心に風邪を引く。「そうなんだ!」と受け入れる。子育てに必要なのは、気力・体力・経済力。子どもは、いきもの、生もの、腐りもの。家族とは何か?絆とは何か?を気づかせてくれる。この本に、とっても愛情と元気をもらえた。2013/11/25