第三世界の主役「中東」―日本人が知らない本当の国際情勢

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第三世界の主役「中東」―日本人が知らない本当の国際情勢

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784911160015
  • NDC分類 302.26
  • Cコード C0030

出版社内容情報

YouTubeで越境3.0チャンネル番組を毎日配信している著者。番組登録者数がもう間もなく20万人に達します。

海外情報を発信するチャンネルとしては影響力を持っているチャンネルに育っており、特に著者自身が中東に30年くらい前から、その成長の過程を現地に何十回も行って見てこられているからこそ発信できるリアルな現地の情報というものを常にキャッチアップしながら、なかなか日本のメディアでは報じないようなこともYouTubeを通して発信している。
この本では中東そのものが、日本人にとってはなかなか馴染みがなく、イメージとしても、紛争や石油などの固定概念がある中で、必要性に迫られていないという人がほとんどですが、実際これからの世界というものを見たときに、第三世界の主役中東というこの言葉が表している通りここが今後の世界の中心地の一つになっていくことは間違いのない状況です。
それを知らずして、やはり日本も日本人としても、世界の未来、自分たちの未来を描けないと思います。
まずリアルな中東を知ること、理解することが。その入り口となり。決して固い専門家が新書とかで出すような本のテイストではなく、
できる限りわかりやすく、もちろん中東に対する理解を深めるためにイスラム教や各国の関係性等の最低限の専門的な知識情報は盛り込まれてはいますが、あくまでできる限りライトに中東に触れるきっかけとなる本、というのが今回の本のコンセプトです。
この本を通じて
*正しい中東の現状を理解していただきたい
*中東の現状から日本の未来を考えていただきたい
*著者のようにアクションを起こしていただきたい
と願っています。

内容説明

これからの世界の中心は、アメリカではなく、ヨーロッパではなく、中国でもロシアでもなく、もちろん日本でもなく、「中東」になる。教養としてではなく、世の中の流れに乗り遅れないための視点を、いま手に入れよう。

目次

第1章 進化する中東(石油によって「世界のハブ」の可能性を見失う;「大陸のつなぎ目」の役割を取り戻したドバイ ほか)
第2章 中東の宗教と気質を理解する(イスラム教は中東を理解するための羅針盤;誇り高くて見栄を張りたがるアラブの人々 ほか)
第3章 中東各国の関係 これまでの100年(混沌の原点となったイギリスの「三枚舌外交」;政権によって180度変わるアメリカとイランとの関係 ほか)
第4章 中東と世界の関係 これからの100年(中東と世界の懸け橋となるか。存在感を高めるトルコ;ますます複雑さを増すアメリカと中東の関係 ほか)
第5章 日本に石油が入ってこなくなる日(ハマスのテロ。意外だった日本の表明;中東における日本の評価は急落の一途 ほか)

著者等紹介

石田和靖[イシダカズヤス]
1971年生まれ、東京都小金井市出身。東京経済大学中退後、会計事務所に勤務し、中東~東南アジアエリアの外国人経営者の法人を多く担当。駐日外国人経営者への財務コンサルティングを多く行う。2003年に会計事務所から独立し、(株)ザ・スリービーを設立。アゼルバイジャン、中国、スーダン、モンゴル、アイスランド、香港、タイ、UAE、サウジアラビア、ナイジェリアなど、約50カ国以上を訪問し、各国政府や企業などと直接情報交換を交わす。2009年、世界経済の情報発信基地「ワールドインベスータズカフェ」を六本木にオープン。現在は企業向けのYouTubeや動画マーケティングのコンサルティングも行い、ベネッセが手掛ける通信講座Udemyコンテンツ「即実践講座:YouTubeを導入して伸ばす方法」はUdemy最高評価、ベストセラーを授与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

62
これはおススメの1冊です。私たちは中東と言うと、石油、テロ、イスラム教といった言葉でひとくくりにしがちですが、国によってバラバラです。特にドバイは、自国民10%でほとんどが外国人なので、かなり異質だと思います。これまでいがみ合ってきたイランとサウジアラビアが、中国の仲介で和解したことのインパクトは大きく、これでイスラエルの孤立化は避けられず、結果西側諸国の中東でのプレゼンスがどんどん小さくなっていきます。戦争、説教、搾取の3Sしかもたらさない西側諸国より、内政干渉しない中国の方を選んだということでしょう。2024/02/07

読特

37
「英国がつき、米国がこねし天下餅、食ふは中国?」…世界中から企業を集めるフリーゾーン。国家自らが運用する政府系ファンド。脱産油依存。中東は急激な発展が進む。その富を分け合うパートナーは?…米国のバイデン外交は危うい。Co2削減を謳いながら、石油価格低減のための増産に介入。人権問題でサウジを批判しながら、イスラエルのパレスチナ浸食は黙認。プレゼンスを上げるのは中国。イランとサウジを仲介する。元々の親日アドバンテージが活かせない日本。独自外交できずに米国に盲従するだけ。石油が来なくなる日はそう遠くない未来か?2024/05/27

aisapia

17
普段 越境3.0を見ているのでより理解しやすかった。動画でも思っていたけど最近 発言が中東擁護にだいぶ寄ってないか?とも思う。今欧州で移民のイスラム教徒と共生できずに問題が起きているのを見るとそんなに楽観的にはなれないし、何かをしてあげてもアッラーに感謝されるだけと言っている人になるほどと思えてしまう。ただ石油はまだまだ大切な資源なのだから日本政府は検討ばかりしてないでしっかり外交やりやがれ&日本も地熱を活用すべきは本当それ。勉強になりました!2024/09/28

cape

9
孤立し取り残される欧米先進国。グローバルサウスの結節点たる中東。戦争、石油、宗教だけではない、それぞれ独自のプレゼンスを示す国がある。実際に先日訪れたカタール、UAEはすでに新しい先進国像を示しつつあることがわかった。政治、経済で国によって差異は大きいが、アメリカ、日本が大きく遅れをとっているのは間違いない。日本の片寄ったメディアの情報ではわからない、世界の趨勢が見えた。サウジアラビア、イスラエル、イラン、トルコ、分け入る中国。第三世界の主役「中東」は、既に世界の主役に躍り出ている。2024/06/16

日の光と暁の藍

6
イスラエルの破壊がイランの国是であることを本書を通じて初めて知った。これほど恐ろしいことはあるだろうか。情報の質的にはあくまでもビジネス書という感じで、本文にここを読めばいいという大事な部分にラインが入っている。著者が嘆いていたのは、中東における日本のプレゼンスの低下と中国の存在感の高まりである。日本も中東から石油が入ってこなくなれば経済が立ち行かなくなるのだから、無関心でいられないはず。だが、日本外交に中東に積極的に関わる意志があるのかどうか。中国が中東で存在感を高めているその意味をもっと考えるべき。2024/05/17

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