内容説明
おとぎ話の決まり文句はみんな嘘っぱち。ほんとうの人生は、「めでたしめでたし」では終わらない。今日も頑張る女子たちに捧ぐ本音勝負の痛快エッセイ。
目次
幸せになっちゃ、おしまい(幸せになっちゃ、おしまい;心配しないで、ベイビー ほか)
イギリスのばあさんを目指せ(元祖エレガンスの呪縛;素敵なオペラ座ライフ ほか)
王子さまはお好き?(世界はひとりぼっちで一杯;片思いは報われるか? ほか)
頑張れ、わたし(来るぞ来るぞ。更年期が来るぞ;横もれ問題 ほか)
著者等紹介
平安寿子[タイラアスコ]
1953年広島生まれ。アン・タイラーに触発されて小説を書き始め、99年「素晴らしい一日」でオール讀物新人賞を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぬらりひょん
9
この方の作品のイメージとはずいぶん違ってた気がする。あんまりおもしろくなかった。2015/05/31
nyanlay
7
この著者の作品が結構好きで読んでいたんだけど、セ・シ・ボン以来エッセイは読んでいなかったかも。私的にはエッセイよりもフィクションのほうが好きかな。等身大の女性が主人公って言うのが好きですね2014/12/18
nafko
4
「いい人生を送っている人は『人も羨む幸せ』を生きる目的にしていない」という一節が心に残った。他は、同調できない部分の方が多かった気がする。「気が合わない人、さようなら」ということで、もう読まないかも。2016/09/10
めりー
4
大好きな作家さんのエッセイ本。読んでて初めて知ったけど「おばさんが書いた本だから感性が違う」とか思う若者もいるんだね。個人的には面白ければ、著者の年なんて10代であろうが70代であろうが気にしないけど、そうじゃない人もいるってことか。なんかそんな考え方、勿体無い気がするけどね。ラストの「気の合わない人はさようなら」、私もそんな考えでいたい。2015/07/18
RICK
4
芸術部分は分からない部分が多かったけど、人魚姫や、空気読めないのくだりは頷きまくり。この作家さんチャーミングだ。2014/01/07
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