出版社内容情報
たこたこ学校の生徒たちは、先生にほめられて、赤、青、黄色……といろんな色の絵を描きます。最後は黒。どんな絵になったかな?ここは海の中。たこたこ学校の生徒たちは、たこ先生と一緒に絵の勉強です。たこ先生が「はじめは、あかですよー」と言うと、みんなはりんご、いちご、トマトなど赤い絵を描きました。喜んだ先生は子どもたちをほめ、子どもたちは紫、青、緑、黄色……と、次々といろいろな色の絵を描いていきます。最後のお題は「黒」。おやおや、面白いもので黒い絵を描いている子がいますよ……。思いもかけない形で学校はおしまい!
かこさとし[カコサトシ]
かこさとし(加古里子)1926年、福井県に生まれる。東京大学工学部卒業後、民間企業の研究所に勤務しながら、セツルメント活動、児童文化活動に従事する。「だるまちゃん」シリーズ、『海』『地球』(以上、福音館書店)など600冊にのぼる児童書のほか、『伝承遊び考』(全4巻、小峰書店)など著書多数。2016年12月に『だるまちゃんとにおうちゃん』『だるまちゃんしんぶん』『だるまちゃんと楽しむ日本の子どものあそび読本』(以上、福音館書店)が刊行された。福井県越前市に「かこさとし ふるさと絵本館 * (らく)」がある。工学博士。技術士(化学)。神奈川県在住。 *(らく)…石石
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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43
タコが好きな人やかこさとしさんの作品が好きな人にオススメの1冊です!娘ちゃん曰く、こども園にも置いてある本らしい。いろいろな色が出てきて、その色から連想して、思い浮かべていくのはワクワクが止まらない!大人も一緒に何があるか必死になって考えちゃいます!親子で一緒に仲良く、色からの連想を楽しめる素敵な絵本です!2024/10/13
たーちゃん
37
たこさんの学校。色んな色で描く絵がみんなとっても上手。最後はたこならではの終わり方で面白かったです。2020/08/11
かおりんご
27
絵本。幼児向け。この本を読んだあと、色のことをお勉強したり、その色のものを探したりするのが楽しそう。低学年までなら楽しんでくれるかな。2017/03/19
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
18
定例会テーマ『短いけれど光る本』学校でタコがいろいろな色で絵を描く。かこさん、こういう絵本も描いていたんですね。メンバーに教えてもらいました。2018/11/11
サルビア
17
海の中にタコの子どもの学校があって、先生が、タコの子どもたちに聞きます。それは、赤いもの、その次は紫、青いものを絵に描いてもらいます。自分の身の回りのものを色という視点で見ることができることに気づかせてくれます。2019/02/16