出版社内容情報
赤ちゃんの誕生は、家族だけでなく太陽や月や地球など自然界すべてから祝福されています。赤ちゃん誕生の喜びを謳いあげたこの本を子どもといっしょに読んでください。
＜読んであげるなら＞4才から
＜自分で読むなら＞小学低学年から
内容説明
赤ちゃん誕生の喜びの賛歌。太陽も月も地球も人びとも、みんなあなたが生まれるのを待っていた！ペアレンツ・チョイス賞などに輝く大好評の本。
1 ～ 1件／全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おくちゃん🌷柳緑花紅
74
帯に「太陽も月も地球も人びとも、みんなあなたが生まれるのを待っていた」とある!!初孫が生まれたばかりの私には、その文字を読む毎に、絵を見る毎に鼻の奥がツンとして涙が溢れそうになった。世界中のみんなに大きな声で言いたい。「あなたがうまれてとってもうれしい！」もちろん買って孫ちゃんへのプレゼントに♪この本もまた読友さんのレビューがきっかけ。ありがとう!!しかちゃん♪2014/11/09
モリー
70
私は、今朝も鳥たちのさえずりを聞き、朝の光を浴びて目が覚めた。ひんやりした空気が部屋に入ってきて身体を冷やす。でも、重力が私の体をしっかり床に結びつけているのでまだ起き上がれない。こんなことを布団の中で思っているのは「あなたが うまれた ひ」を読んだからだ。この絵本を読み終えると、自分という存在がこれまでとは違ったものに思えてくる。これまでは命は個々に独立してあるものと無意識に思っていたように思う。しかし、本当は地球と一体のものであり全ての命（存在）が地球の一部、いや、宇宙の一部なのだと気付かされる。2022/07/12
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
65
地球も、地球で生まれた仲間も、太陽も、月もあなたがこの世界に生まれてくる瞬間をドキドキしながら待っていた――。生まれてくる命は、それぞれがたった一つのかけがえのない命。【あなた】が生まれてきたことを宇宙が祝福しているよ、というメッセージを大きな視点から語っています。朝が来るのも、地球が回っているのも新しい命を祝福するためなのだと、抽象的な絵に詩のような言葉が添えられています。批判するよりまずは受け止めてみたい。巻末には、物理や化学の観点からそれぞれの絵の解説がまとめられています。翻訳は作家の井上荒野さん。2014/10/26
とよぽん
27
素敵な絵本だった。タイトルから「科学シリーズ」とは思えなかったが、巻末の用語解説を見ると、ああ、そうなのかと思った。とにかく、井上荒野さんの訳がとてもよくて、絵もカラフルなのに落ち着いていて、魅力的な絵本だ。6年生に読み聞かせしたというレビューがいくつもあった。そう、子供たちに、あなたが生まれるのを、世界中の、地球の全てが待ち望んで歓迎したんだよ！ と伝えたい。2019/02/16
emi
26
自分てちっぽけで無力。そんな気持ちをあったかく包んでくれる絵本。自然も自分の生まれてくるのを待っていた、そんな視点で命の尊さを伝えています。お子さんに何度も読み聞かせてあげつつ、お母さんもやさしい気持ちになれる気がします。巻末の自然科学のページも、仕組みがわかりやすくて面白いです。2014/10/31
