出版社内容情報
クリスマスイブのプレゼントを持ってきてくれたやぎおじさんの正体は? ペッテルとロッタは森でやぎおじさんをさがしますが…。心温まる愉快なクリスマス絵本。
<読んであげるなら>5・6才から
<自分で読むなら>小学低学年から
著者等紹介
ベスコフ,エルサ[ベスコフ,エルサ][Beskow,Elsa]
1874年、スウェーデンのストックホルムに生まれる。少女時代から絵が好きで美術学校に学び、卒業後母校の小学校で絵画の教師となる。結婚後、教師をやめて絵本や児童書のさし絵の仕事を始める。1952年、子どもの本に対するスウェーデンの最高賞、ニルス・ホルゲション賞を受賞。1953年、没
ひしきあきらこ[ヒシキアキラコ]
1960年、東京に生まれる。父親の仕事の影響で、幼い頃よりスウェーデンの文化に親しんで育つ。慶応義塾大学卒業後、スウェーデンのウプサラでスウェーデン語を学ぶ。現在、スウェーデンを中心に北欧児童図書の翻訳、紹介に活躍。神奈川県在住
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感想・レビュー
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chiaki
37
サンタさんではなく、まさかの『やぎおじさん』の登場にびっくり!笑 むらさきおばさんの“魔法にかけられた王子さまの話”を聞いたペッテルとロッタが森で出逢った王子さまに吹き出してしまいました。なんとも賑やかで微笑ましいクリスマスの風景にほっこり♡最後までこの3人のおばさんたちとあおおじさんとの暮らしが謎過ぎたのですが、シリーズになっているのですね!これは読まなきゃ〰。2021/12/14
南
24
時間がゆっくり流れている感じのする絵本。途中で表紙の絵に戻ってくださいといわれるところが、ちょっと紙芝居っぽくて面白かった。子どもでも、クリスマスはもらうばかりじゃないものだと語るところが、素敵だった。2018/12/27
mntmt
22
スウェーデンのクリスマス。プレゼントを持って来るのは、サンタクロースじゃなくて、ヤギおじさん!?2016/11/21
たまきら
19
「やぎおじさん」に釘づけ!いや~ほかの国の伝統には興味津々です。地味な話なんですけどオタマはこのシリーズがすごく好きみたい。英語なら出ているのかなあ。2016/07/09
けんちゃん
18
読友さんのご紹介本。シリーズ5作目。クリスマスのお話といえば、何日か前から始まって、クリスマス当日が来ておしまい、というものがほとんどですが、このおはなしのすごいところは、次の年のクリスマスまでの長い長い準備のお話が、ゆったりと描かれているところ。今回もちょっとした行き違いや、勘違いがありお話を盛り上げます。心のこもったすてきなクリスマス。そして何といっても大きなモミの木を囲んで、みんなで踊りを踊れる広いお部屋がうらやましいです。あんまり関係のない話で恐縮なのですが…(*^_^*)2011/04/01