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内容説明
広告代理店の女性重役ヒラリーは、1カ月の休暇を取り急死した父の憧れの地、アラスカに旅立った。ガイドのバークは彼女をひと目見るなり都会の軽薄な女性の案内は気が進まないと言う。だが、ケナイ川の川下りで見せたヒラリーの沈着で勇敢な行動に心を動かされたのか、それからのバークは、アラスカの大自然のすばらしさを折にふれて教えてくれるようになった。一見不毛に見える荒野に、実の多くの生命が息づいていることに気づいたヒラリーは都会の喧騒とは無縁の世界に生きるバークに強く惹かれいつしか官能の誘惑に身をまかせていた。それは、極彩色のオーロラが北極の空を染める夜だった。