スットン経

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スットン経

  • 諏訪 哲史【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 風媒社(2021/12発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784833121101
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

昭和の文学少年、現代を斬る!大好評コラム、中日新聞『スットン経』、毎日新聞『そうの日うつの日』他から、鋭く、面白く、懐かしい話たちを満載。

目次

1 スットン経(ちんちこちんの研究;何がアニソン縛りだ;平和のための戦争? ほか)
2 その他のエッセー(コーヒーという生き方;平和の塔、テレビ塔;めでたい日にゃ注意せんといかん ほか)
3 そうの日うつの日(苦悩の日々の泣き笑い;八つ下に妹が生まれた;ネット俗語の独自解釈 ほか)

著者等紹介

諏訪哲史[スワテツシ]
作家。1969年名古屋市生まれ。國學院大学文学部哲学科卒業。独文学者の故種村季弘に師事。2007年小説『アサッテの人』(講談社)で群像新人文学賞・芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ひさしぶり

22
訛っとる名古屋弁の婆さんらの会話に噴き出す。😆 自分はまんだ標準語に近いんじゃないかと思う。方言を文字化して読むと面白いね。鬱の時に自殺するじゃなくて躁の時が危ないんやね。表向きは(何でもかんでも褒める教育)で裏に回ってSNSで叩く(不寛容な)今の世なのかも。いろんなごった煮ぽいエッセー2022/02/18

tetsubun1000mg

11
筆者のエッセイを以前読んで飄々とした文章でくつろいでたん惜しんだ記憶があって選ぶ。 中日新聞の連載エッセイと毎日新聞の月一連載とその他のエッセイを合わせて作られた本との事。 最初は飄々とした感じもあったのだが、途中から安倍内閣の防衛拡大政策、反戦に対するコメントが多くなって戸惑うことも出てきた。 毎日新聞の月一連載は、筆者も永年悩んでいる「双極性障害」の告白と症状と自分に対応方法の説明などとなってくる。 重い内容にもなるのだが生涯に悩んでいる人のことも知ることができた。 途中で入る名古屋弁の会話は楽しい。2022/03/26

kane_katu

6
★★★☆☆結構いろいろなことを赤裸々に書いている。病気のことも政治のことも。考え方が近いので、割と頷きながら読んでいた。あと、ほぼ同世代なので、クイッククエンチガムは懐かしかったなあ。収録作の中では「ネット俗語の独自解釈」が面白かったね。2022/04/10

まるよし

4
とても率直で、しかも熱のあるエッセイ。世の流れを憂い、自分の病と向き合う。なかなかできることではない。特に読書の意味や、自殺についての深い内省が響く。ライトなエッセイだけじゃないところがいいですね。ローカルネタはわからないけども。2023/01/19

BamgB

2
皆さんのように笑えなかった。2025/04/13

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