内容説明
失敗から学ぶ「守りのガバナンス」。企業不祥事防止の仕組み作りとは。「見抜けなかった」では済まされない監査役/監査委員/公認会計士。「守りのガバナンス」(必要条件)と、「攻めのガバナンス」(十分条件)は車の両輪。制度と運用と経営者資質の三位一体の改革。
目次
第1部 東芝不適切会計処理事件の原因・再発防止策・会社の措置(東芝不適切会計処理事件とその原因;東芝第三者委員会による再発防止策提言と会社の措置;金融庁関連の指摘事項;監査委員会機能と内部統制(含むリスクマネジメント))
第2部 「守りのガバナンス」による持続的成長と「攻めのガバナンス」による企業価値向上(不祥事防止と持続的成長に必要な仕組みづくり;ウェスティングハウス社に不正会計処理はなかったのか;ミッション・ビジョンのヨコ展開による中長期の企業価値向上;ミッション・ビジョンのタテ・ヨコの展開による持続的成長と中長期の企業価値の向上について;多重統治体制の廃止について;監査役会/監査委員会関連の問題点)
第3部 本筆者の意見・提案のまとめ
著者等紹介
今井祐[イマイタスク]
1940年東京生まれ。1963年一橋大学商学部卒。2000年富士写真フイルム(株)代表取締役副社長。2002年富士ゼロックス(株)社外監査役。現在、日本経営倫理学会常任理事兼ガバナンス研究部会長、経営倫理研究実践センターフェロー、(株)今井経済・経営研究所代表取締役社長、KSPアドバイザー委員会委員長、日本マネジメント学会会員、日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク独立役員研究会委員、監査役懇話会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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