出版社内容情報
ある日、迷子のセキセイインコ・ぴっぴらさんと出会ったキミ子の暮らしは、その日から小さな発見と驚きの連続。ささやかな出会いがかけがえのない日々を作ってゆく、こうの史代初期傑作が新装版で登場！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムッネニーク
86
54冊目『ぴっぴら帳 新装版 上』(こうの史代 著、2022年8月、コアミックス) 商店街の食堂で働く女性キミ子と、彼女に保護されたセキセイインコのぴっぴら。 1人と1羽の平凡で、慎ましく、どこまでも幸福な日常を切り取ったほのぼの系4コマ漫画。 著者の経験が創作の源になっている作品である。 新装版とはいえ特に追加された内容は無いし、サイズも旧版に比べ小さくなってしまっている。既に旧版を持っているのであれば、買う必要はないかも。 「すごくへんなものを見つけたんだけどこれ何だと思う？」2022/07/24
ムーミン２号
7
こうの史代新装版シリーズの掉尾を飾る上下巻。セキセイインコのぴっぴらさんと飼い主のキミ子との楽しい日常が描かれ、それに友人、淡い恋心を抱く相手であるツナさん、キミ子の家族とキミ子の勤め先の食堂の夫婦などが絡んで楽しい作品になっている。一度通読した後は、時々引っ張り出してどこでもパラパラとめくっては２～３のエピソードを楽しむのがいいのかな？ 上下巻を読むのに時間がかかったけども、それなりに毎日少しずつ楽しい時間をえることができたのはよかった。2022/08/07
mayumi
0
(20250511) (20250602)2025/05/11
