内容説明
著者のライフワーク的な処女作であるだけではなく,戦後ドイツ経営経済学分野の代表的著作の一つである。極めて困難視されていた領域を方法論的に精錬した本書の長所は,アメリカ経営学の方法論的弱点の克服と,ドイツ経営経済学の方法論争の上を行くものとして,高く評価しうるものであり,本書が日本の学界や学生その他に,大きな一石を投ずることを信じここに推薦するものである。
目次
本書の問題領域
経営経済的体系化の特殊形態としての意志決定モデル
意志決定モデル構成の方法論的諸問題
意志決定モデルの評価の方法論的諸問題
結びに代えて