内容説明
本書は、旅行業各社のIT導入に関する進捗状況の報告と、海外旅行における自己責任(危機管理・自己防衛策)の提言、さらにバーチャルなネットビジネス時代における旅行業務本来のリアルな部分と調和のとれたシステム構築を解説する。
目次
第1章 旅行業界のEC市場とIT化―ネットビジネス時代のEC市場と旅行業(EC取引市場の日米比較;ネットビジネスの種類;旅行業界におけるeビジネス対策 ほか)
第2章 海外旅行の危機管理―日本人の海外旅行と旅行傷害保険(海外における事件・事故の実態;旅行業者の主催旅行保険;クレジットカードの旅行保険 ほか)
第3章 FIT時代への対応―海外旅行の形態変化とアシスタントサービス事業の興隆(アシスタントサービス事業;アシスタントサービスの需要;旅行業者の参入)
第4章 IT化時代の旅行代金決済―旅行業における旅行代金収受方法の変遷(旅行業とクレジットカード;IT時代のクレジットカード決済)
著者等紹介
塹江隆[ホリエタカシ]
昭和17年2月(1942年)京都市生まれ、昭和39年(1964年)同志社大学法学部卒業、同年4月近畿日本ツーリスト(株)入社、昭和57年同社営業支店長、平成4年東京海上火災保険(株)出向、平成7年近畿日本ツーリスト(株)本社・部長、平成11年ツーリスト・インターナショナルアシスタンスサービス(株)専務取締役、平成12年近畿日本ツーリスト(株)退社、平成12年11月関西国際大学経営学部非常勤講師、現在に至る。日本観光学会会員
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