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内容説明
Eカップ。それは雑誌で時々見かける、水着姿の少女の横に書かれることが多い言葉。そして、男には決して使われることがない言葉。―それが何故か、吉朗の胸にある。(うそ…なんで!?)高3の春、幼なじみの少女麻琴と数年ぶりに再会した吉朗。麻琴が、千人斬りと噂の貴史に付け狙われていると知り、彼女を守るために奮起するが、その矢先、吉朗は神社の階段から転落して気を失ってしまう。次に目が覚めたそこは豪奢な洋館、顔を覗き込むメイド姿の少女。何で?どうして!ここは一体どこなんだ!?混乱する吉朗に更に降りかかる衝撃的な事実―。「吉香ちゃん、覚えてない?昨日、御社の石段から落ちちゃったでしょ?」吉朗は“吉香”という巨乳メイドになっていた!?しかもご主人様は麻琴にソックリな佐倉真琴という少年で!?♀になってしまった♂の吉朗は、麻琴に迫る危険を報せる術もないままメイドとして佐倉家でご奉仕開始。しかし、こちらの世界の真琴にも貴史の魔の手が迫り―。♂♀入れ替わりラブ・コメディ。
著者等紹介
鷹野祐希[タカノユウキ]
講談社X文庫ホワイトハートでデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋庭誠
1
☆8 ミステリーというかなんというか。楽しめました。性別入れ替わりモノですが、ちゃんと推理モノとして…、いやそれはないか…。続きが気になる2013/07/18
nyan
1
性転換モノ。目覚めたら僕は、メイドでしたという。途中まで楽しくきゅんきゅんしたのに、新たな事実に冷めた。麻琴の性格設定が分からない。2010/02/06
はむろっく
0
3/10点
felis
0
圏外だと思っていたけれども,2で「和算」が 出てくるというのが気になりだしたんで… 当然,初巻から読んでみるしかないじゃない. 物語としては大林宣彦映画と同水準?だけど 胸をもてあます描写と,服装を気にする描写は 映画では表現しにくい部分かもしれない. なんだか,いっぺん着てみたくなりました…. なんていうしょうもない話はおいておいて 軽く楽しい読み物でした.いや,ちょっとエグイ話が 垣間見えてたけど,基本的な調子は安心して読める.2006/05/23
Tenco
0
茂原の悪行がガチすぎて若干引いたが、なかなか面白い話だった。綺麗に締めてるけど続刊も出てるようで、ちょっと気になるところ2012/01/01