内容説明
駅別案内で探すのも楽しい１０００駅弁。
目次
駅弁レジェンドが語る私の印象に残った旅の駅弁
第１章 北海道
第２章 東北
第３章 関東甲信越
第４章 東海
第５章 西日本
第６章 四国・九州
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zero1
73
ブルートレインが次々と廃止され長距離の旅は鉄道より飛行機の今、駅弁は郷愁さえ感じる【古い文化】。それが逆に駅弁大会の盛況を招いているのかも。鉄道写真で知られる櫻井寛は「元気甲斐」を、多くの駅弁を紹介してきた小林しのぶは松阪の「モー太郎弁当」を選んだ（後述）。加熱可能な弁当はもちろん、高崎だるまのように容器も凝っている。いかめしに峠の釜めしなどロングセラーは見ると安心。北海道のカニや長崎トルコライス、米沢牛は食べてみたい。写真が大きく鮮やかなので決して夜中に読んではならない（笑）。駅弁はいつまで続く？2021/01/16
mayu
48
カニたっぷりの駅弁、牛タンがズラリと並んだ駅弁。穴子もいいな。駅弁レジェンドが語る印象に残った駅弁がいくつもカブってるってことは間違いないってことですよね！実食チェック欄があるよ。高知駅に鯖の姿寿司というのがあるの。尾頭付き鯖。旅の途中、この尾頭どうしたらいいの???稚内駅にある、食べくらべ三大蟹めし。タラバガニと毛ガニ、ズワイガニが入ってるのもいいな。どこにでも行けるようになったら駅弁の美味しそうな所に行こうかな。2020/12/20
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
48
大阪独自の基準で非常事態を示すコロナ赤色点灯で不要不急の外出自粛となり、図書館も休館になってしまったので、せめて気分だけでも鉄道の旅を味わいたくて読んだ。駅弁は鉄道の旅には欠かせない。現在日本で販売されている駅弁は2000にも及ぶという。本書は、都道府県別に1000駅弁を掲載。旅行中に食べた駅弁、デパートの催事で買って食べた駅弁など味わったことのある駅弁が載っていてうれしい。また、それぞれの土地の食文化にも触れられて楽しい。宮島口のうえのの「あなごめし」が気になる。みているだけでお腹が空いてくる１冊。2020/12/09
yamatoshiuruhashi
47
どのページを見てもお腹が空く。日本という国はこんなにも自然の（食材の）多様性に富み食文化の幅が広い国だったんだと思う。懐かしい駅弁もあれば、初めて見たものもあり。コロナの収束が待たれる。2021/02/22
シフォン
37
読友さんのレビューを見て気になったので。駅弁は、その土地の特産品がギュッと詰まった感じがしますね。いろいろな種類のおかずが散りばめられたものが好みだけど、開けたら一面に牛肉、蟹、うに、穴子も魅力的。神戸に色の異なる蛸壷型の駅弁が複数載っていて思わず笑ってしまった。東京弁当は、老舗8店の味が詰まっているとは。インパクトがあるのは、津軽めんこい懐石弁当「ひとくちだらけ」、宇都宮「岩下の新生姜からあげ串」、名古屋「松阪牛黄金巻き」、佐賀「有田焼カレー」など。今までで一番食べているのは、横川「峠の釜めし」。2022/12/27
