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内容説明
宵闇の聖堂に血塗られた天使が降り立つ。蒼い瞳を持つ少年―獅子堂・セバスチャン・美弥古。天才として米国に渡ること後、数年。帰国し高校に編入した彼は、留学中ある資格を取得していた。久しぶりの日本、おさななじみの琴理となにげない日常を送る美弥古。そんな彼と同居人の探偵・雨ノ森悠に調査の依頼が舞い込む。死体を飾り立てるという奇怪な連続殺人。通称・“骨天使”殺人事件の調査が。天使、神、罪。交錯する細い糸を美弥古はたぐり真実を捜す、ただ弱き獣を護るために。事件の真の闇は、その“箱庭”で明らかに…。
著者等紹介
桜庭一樹[サクラバカズキ]
ゲームシナリオライターなどを経て、第一回ファミ通えんため大賞にて小説部門・佳作受賞。「ロンリネス・ガーディアンAD2015隔離都市」でデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅
8
ミステリとしてどうかは知らないが、主人公が素敵だったので満足。天才美少年弁護士良いね!2013/03/14
風竜胆
5
なんやねん「『非営利』犯罪者養成団体」って。 2013/12/31
いちはじめ
5
うん、まあ、これは、桜庭一樹の作品なら全部読みたいというファン以外にはおすすめしにくい2006/08/04
さくりや
4
この頃から桜庭節全開で嬉しい。説明くさい文章もご愛嬌?「大人対子供」「騎士と姫」というテーマはGOSHICKシリーズに通じるのかな。現在GOSHICKのコンビはニューヨークにいるので《ゴッド》の伏線を回収してくれたら嬉しいけれど……ないよなー。本シリーズの続編もないよなー。2作で終わったのがもったいない。2016/11/21
なるせの
4
桜庭さんなのに少女がほぼ出てこず。表紙通りの作品で、メンズ二人が裁判で活躍するストーリー。今と作風が違う印象があった。どちらかといえば、ほかの作品のほうが好きかなぁ。被告の人が知能が低めで、後出しのように不利の事実が出現。行動言動が残念な被告に始終降りまわれるので、読みにくい心情。救ってあげてとはあまり思えなかった。2016/01/09
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