Fukutake books<br> 小説の解釈戦略(ゲーム)―『嵐が丘』を読む

Fukutake books
小説の解釈戦略(ゲーム)―『嵐が丘』を読む

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 19X12cm
  • 商品コード 9784828833064
  • NDC分類 933
  • Cコード C0398

内容説明

文学作品にア・プリオリに埋めこまれた固有で、正しい「意味」や「テーマ」なるものは、そもそも存在しうるのか?作品を〈読む〉という行為は、そこに内包された正しいコードを解読することなのか?―「嵐が丘」と呼ばれる屋敷を舞台に繰り広げられるヒースクリフとキャサリンの激しくも狂おしい愛を描いた不朽の名作をテクストに、ロマン主義、ニュー・クリティシズム、精神分析、マルクス主義、フェミニズム、構造主義、ポスト構造主義などさまざまな〈読み〉の饗宴を通して文学批評の歴史を辿る、スリリングな戦略書。

目次

第1章 はじめての『嵐が丘』
第2章 形式への関心
第3章 手法の発見
第4章 神話と精神分析
第5章 マルクス主義批評
第6章 フェミニズム批評
第7章 構造主義批評
第8章 不確定原理
第9章 ポスト構造主義

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Jagua

0
『嵐が丘』がどう読まれてきたかを文学理論の成熟過程とともに紹介,みたいな.ひとつの小説がいろんな切り口(=文学理論)でいろんな読まれ方をされてきたのかが分かって興味深い.『嵐が丘』のなかば狂気の愛なストーリーはしばらく頭に残ってたからこの際読んでみた.2012/10/30

Euki

0
様々な解釈の仕方が歴史的をおって説明されていて、わかりやすかった。 やっぱり、「嵐が丘」って、変な小説だっんだなぁ〜ずいぶん前に読んだので、後味が悪くて不気味な印象しかなかったけど、やっぱり、なのね。2009/09/15

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