内容説明
おいしい料理を作っているのはやっぱり素敵な人達だった。そんな彼らが創り出したカリフォルニア・キュイジーヌは今、いちばん注目したいFood Style。Caf´e FannyやAcme Bread Companyなど、人気の朝ごはん屋さんなパン屋さんのお話とレシピを中心に、おいしいサンフランシスコの味情報が盛りだくさん。“2階用のパン”や“地雷”という名の、いかにもアメリカらしいパンも初公開。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きゅー
6
料理スタイリストの堀井和子氏と、渡邉紀子氏(編集者かな?)の共著でサンフランシスコの料理シーン、特にアリス・ウォータースの経営するカフェ・ファニーの話が中心となる。後書きを読むに、アリスへのインタビューも盛り込みたかったらしいが、それは叶わなかったようだ。「メニュー」をあえて「menu」と書くなど所々に交じる英単語に、バブル時代真っ只中の気取った雰囲気が味わえる。「いろいろなfactがキューッとひとつに焦点を絞って凝集して、朝の気持ちを吸い寄せてしまった」など、何言ってんだと思う文章が続くがそれもご愛嬌。2021/11/02