感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モモのすけ
4
本棚を整理してたら出てきた。懐かしい。高校生のときは『旅人かえらず』が好きだった。今は『アポカリプス』かな。「ああ/生物は永遠の中に生れ/永遠の中で死んで行く/ただそれだけであると/いうことは/人間の唯一の栄光で/生物の唯一の哀愁だ(以下略)」2012/08/19
せがた三四郎
0
2017年、今更の感想を。 これは私を変えた本です。特に「Ambarvalia」手元の本で14~17項に配置された小品に私は魅了され、それは今も続いています。詩を読むこと、朗読することの愉しみをはじめて感じました。これらは何か意見を述べたり演説をするものではありません、ただ絢爛たるイメージの世界があるのみです(著者の言葉を借りれば「私は自分の脳髄の中で野原のような詩の世界をつくってその中で淋しがって歩くだけだ」)。しかしそれは私の価値感に大きな影響を与えました、不思議なものです。2010/08/17
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