「踏み絵」迫る米国「逆切れ」する韓国

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「踏み絵」迫る米国「逆切れ」する韓国

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822277826
  • NDC分類 319.210
  • Cコード C0031

出版社内容情報

米中間を「二股外交」で泳ぎ切れると読んでいた韓国。口先で言い訳しながら「従中」を強める韓国に対し、米国がNOを突きつけた。北東アジアの「今」を読み解く、日経ビジネスオンラインの人気コラム「早読み 深読み 朝鮮半島」の

内容説明

オバマは韓国を切るのか?「従中」へ動く韓国に苛立つ米国が「オバマ訪韓」のカードを切る。その先の、新たなアジアの構図を読み解く。『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国』『中国という蟻地獄に落ちた韓国』に続く第3弾。

目次

第1章 日米同盟強化で逆切れした韓国(オバマに面子を漬された朴槿恵―「だったら、中国と同盟を結ぶ」;読者からの質問に答えて1―逆切れの韓国、卑日で正面突破 ほか)
第2章 中国からも裏切られた(「防空識別圏」を専門家に聞く1―似て非なる中国の“識別圏”;「防空識別圏」を専門家に聞く2―読み違えた中国、その掌に乗った韓国 ほか)
第3章 不気味に揺れる北朝鮮(「半島流動化」を荒木和博・拓殖大学教授と読む―親中派の張成沢が粛清;読者からの質問に答えて5―中国頼みのクーデター ほか)
第4章 袋小路の朴槿恵外交(袋小路の朴槿恵外交を木村幹教授と読む1―「日本は冷たくなった」と怒る韓国人;袋小路の朴槿恵外交を木村幹教授と読む2―「韓中連合軍は無敵」と信じる韓国人 ほか)

著者等紹介

鈴置高史[スズオキタカブミ]
日本経済新聞社編集委員。1954年、愛知県生まれ。早稲田大学政経学部卒。77年、日本経済新聞社に入社、産業部に配属。大阪経済部、東大阪分室を経てソウル特派員(87~92年)、香港特派員(99~2003年と06~08年)。04年から05年まで経済解説部長。95~96年にハーバード大学日米関係プログラム研究員、06年にイースト・ウエスト・センター(ハワイ)ジェファーソン・プログラム・フェロー。「中国の工場現場を歩き中国経済のぼっ興を描いた」として02年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

42
朝鮮半島の現状をパワーゲームと地政学の観点から論じたシリーズ最新作。反日を論じたものは大なり小なりイデオロギーと関係した物が多いので、それから切り離されて事実だけを元に論じられていると何となく読んでいて安心できる気もする。しかし米中二国に挟まれた小国の苦悩といえば聞こえはいいけれども、やってる事は只の蝙蝠。その実情を朝鮮の歴史や韓国人の気性と合わせて読み解いていく様は色々な事が腑に落ちる様。しかし二股として論じているのはいいけれども、ネットニュースとか見てるともう完全に向こう側に行っている気がするけど。2014/05/01

Tommy おぢさん

7
うーん!またもや、やってしまったのかな?同じ作家の前作同様にタイトルに釣られて読みましたが、雑誌の焼き直しだけに、何度も同じ話が出てくるので、読んでいるうちに、なんだかホンマかいなと言う気分になる。内容を水増ししているので、その分信頼性が損なわれているのかも。一流新聞記者とちゃんとした大学の先生の対談だけに、信じて読むと、その内容には怖くなる。この先生に教わっている学生はどう感じているのかも興味あるね。再び人の振り見て我が振り直せと言う格言を思い出させてくれた作品。図書館の本。評価:☆☆☆★★2014/11/09

yomihajime

2
 離米従中をキーワードに日本をいかに孤立化させ、また経済的に凌ぐか。 かつて植民地支配を受けた恨を晴らすこの国のリゾンデートルが理解できる一冊。昨日の夜に拓殖大の武貞秀士氏がこの本の論旨に近いことをおっしゃっていたが韓国人大学教授が”妄言”とこき下ろした。正鵠を得ていたからだろう。中央日報や朝鮮日報の日本語版を読んでれば鈴置氏の論は素直に理解できる。2014/05/31

Fumi Kawahara

2
「韓国、反日に死す」感たっぷり。対日(含朝鮮)戦で勝利した米国に日本と一蓮托生で懲罰されるのを恐れて「僕は君の仲間!抗日運動してた!」という一派の反日教義を、時を経て「盲信」レベルにまで昇華。現在、その教義をもって日米同盟を深化させる米国に不平・不満をぶつけ、そのまま中国という地獄行きか?と、うすら寒くなる一冊。纏足娘をこしらえる中国母のやり口を見れば、飴につられて引き返せなくなる所まで誘い出された後は鬼のように鞭を喰らって泣き暮らす運命が待っているというのに、抵抗すら諦めている感、これあり。2014/05/24

ソルト佐藤

1
ネットの連載でも、見ていたけれど、本で見ると、同じ事の繰り返しという、どの話を見ても既視感が。これは、筆者が悪いわけではなく、かの国の行動論理がいつも変わらないので、同じ印象を受けてしまうと云う罠(笑 それでいて周りの状況だけはどんどん悪化している気がする。エネルギーや貿易以外の領土的野心の少ない(領土拡張はしない)ボスのアメリカの方が、どうみても、領土が欲しい中国のようなボスよりやりやすい気がするんですがね。単純に見ると。2014/07/22

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