出版社内容情報
非合法ドラッグ「ティア・ドロップ」を巡り、加熱する闇社会。ヤクザ、半グレ集団、さらには上野に巣食う中国マフィアまでもが血みどろになって奪い合うなかを、警視庁の期待を一心に託された若手のホープ・東堂絆は、湯島の謎の探偵・片桐亮介と立ち向かう。だが、その背後で、絆の彼女・尚美に魔の手が延びようとしていた――。
内容説明
新型非合法ドラッグ「ティアドロップ」を巡り、ヤクザ、半グレ集団、さらには上野に巣食う中国マフィアまでもが血みどろになって奪い合いを始めた!警視庁の期待を一身に背負った東堂絆は、謎の探偵・片桐亮介と立ち向かう。だが、その背後では絆の交際相手である星野尚美に凶悪な魔の手が伸びようとしていた―。
著者等紹介
鈴峯紅也[スズミネコウヤ]
1964年千葉県生まれ。ライター歴二〇年ののち、2015年12月に『警視庁公安J』で警察小説の作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タックン
81
これシリーズ2作目の続編なのね。だから始めはちょっとわからないとこがあった。組対事案な割にはヤクザとかが小粒な気が・・・・。でも主役Kの活躍ぶりは清々しい。最後のドンパチはちょっとどうなったのかわかりずらかった。サンパギータの運命を始め不法就労問題と非合法ドラッグ問題がメインテーマ。でも本当の主役は沖田実加絵かな。最後は終わってないので続編で星野尚美の運命が気になるな。2017/06/04
み
27
続けて読み進めてます。Kさんって、市兵衛さんの現代版?作家さんが違うのに浮かんじゃいました。余りに清く強い。他の方の感想とかから、次はJを読むのが良いようです。今作にもJさん裏で活躍してましたし、読み進みます♪外国の方の反乱は、ホントにあってもおかしくないような。2018/04/09
緋莢
23
シリーズ2冊目。新型非合法ドラッグ「ティアドロップ」を巡り、騒動はますます大きくなっていきます。精神科医の西崎の目的も明らかになってきて、計画が動き始めます。絆の恋人は、不幸だと思うのですが、この段階ですんで良かった、という気もします。悪くはないと思うのですが、薄味というか、何というか・・・次巻の『キルワーカー』を続けて読んだせいか、この巻必要だったのか?と思ってしまいました。2018/09/03
あや
15
2作目でも完結せず…。もぐらのイケメンバージョンといったところでしょうか。次作も読みます!2019/04/14
ペルーサ
8
だんだんこなれてきてとても良いです。2019/01/19