内容説明
アフリカの秘境にある国家ワカンダの王ティチャラ―彼こそがスーパーヒーロー“ブラックパンサー”である。しかし、他の追随を許さぬ超科学文明と豊かな資源を誇るワカンダに、スーパーヴィランたちの侵略の魔の手が迫っていた…。西欧諸国の思惑と過去の遺恨もからむ死闘の行方は？映画『シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ』に新登場するキャラクターのコミックが、ついに日本初上陸。
著者等紹介
ハドリン，レジナルド［ハドリン，レジナルド］ ［Ｈｕｄｌｉｎ，Ｒｅｇｉｎａｌｄ］
１９６１年生まれ。イリノイ州出身。映像業界でのキャリアで知られ、キドゥン・プレイ主演の『ハウス・パーティ』、エディ・マーフィ主演の『ブーメラン』といった映画では監督を、クエンティン・タランティーノ監督の映画『ジャンゴ 繋がれざる者』では製作を務めた
ロミータ，Ｊｒ．，ジョン［ロミータ，ＪＲ．，ジョン］ ［Ｒｏｍｉｔａ，Ｊｒ．，Ｊｏｈｎ］
１９５６年生まれ。ニューヨーク出身。１９７０年代から常に第一線で活躍を続けている、現代のコミック業界を代表するアーティストの一人
中沢俊介［ナカザワシュンスケ］
翻訳家、ライター（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サケ太
11
アフリカに存在する架空の小国家、ワカンダ。高度な科学力を誇る国の王が名乗る称号、『ブラックパンサー』。神秘のハーブにより超人的な身体能力を持ち、振動を吸収する金属ビブラニウムのスーツで身を包んだ彼、ティチャラはワカンダを狙う各国と戦っていく。有名なヴィランたちやアメリカもワカンダの騒動に首を突っ込む。（恐らく世界で最初の）黒人のスーパーヒーロー。因縁の対決。ほとんど知らなかったヒーローだが楽しく読めた。2016/04/29
G
8
アメコミ初の黒人ヒーロー、ブラックパンサー！ 映画「キャプテンアメリカ シビルウォー」に出演し、単独作も2018年に公開が決定している。本書はキャラをより深く知る為の紹介的な位置付けか？ アメコミとしての派手さはそれ程ではないが、ワガンダ王の継承儀式や、キャップやF.Fに勝利を収めた過去など、実に興味深い一冊。映画シビルウォーでは、どんな活躍をしてくれるか楽しみ。2016/04/21
F4ふぁんとむ
3
いいなぁ、ジャック･カービー。 次はストームとの結婚式が見たいところだが。2016/07/25
fap
3
伝統を尊び超科学を駆使する理想的な主人公。 民族衣装を身に着けて管制ルームで働く場面はなんだか違和感。 アメリカ人の考えるところの不思議の国か。 なにはともあれ因縁を乗り越えたようでなにより。 でも終わってない。終わってないよ。 憑依キャラとかゾンビ兵とか、伏線バリバリである。 あと気になったんだけど、ニガンダにいたパンサーがあっという間にワカンダへ移動した。 転送装置かそれに類する能力の説明ってあっただろうか。2016/04/27
Y
3
シビル・ウォー公開前にこうしてブラックパンサーの単独作を翻訳してくれたのは本当に有難いです。ワカンダがどういったところなのか、ティチャラはどういうキャラなのかがこの1冊でよく分かります。初登場エピソードもツッコミどころ満載で面白かったですw 強くオススメしたい！とはあまり思いませんが、ブラックパンサーというキャラクターを知るにはうってつけの1冊だと思います。2016/04/23
