レグテック―規制のマイナス面をプラスに変える

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レグテック―規制のマイナス面をプラスに変える

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822256746
  • NDC分類 336.57
  • Cコード C3034

出版社内容情報

押し寄せる規制の波に経営者はどう対抗すべきか!?
ITを駆使して規制に対抗する「レグテック」の真髄を探る!
押し寄せる規制の波に経営者はどう対抗すべきか!?
ITを駆使して規制に対抗する「レグテック」の真髄を探る!

コインチェックからの仮想通貨の流出といった事件をはじめ、マネーロンダリングのための架空名義の口座の取得や、不正な資金移動、公的文書の改ざんなどの事件も後を絶ちません。ITの発展は、情報や価値の流出、不正な取引などのリスクを膨らませています。その状況に呼応するように、新たな規制が続々と登場してきています。

経済活動の中にいる企業にとって、規制への対応は大きな課題です。規制に反していたことが明白になった場合には、改善策が求められるだけでなく、罰金の支払いといった制裁が課せられます。規制によっては、その額は企業の利益を吹き飛ばすような金額規模に上ることもあります。

こうした規制への対応をテクノロジーの後押しで実現しようというのが、「レグテック」です。レギュレーション(規制)に対応するテクノロジー(技術)から、レグテック(Reg Tech)と呼ばれます。規制への対応を、デジタル技術を中心としたテクノロジーで支援し、効率的で安全・安心な企業活動を実施できるようにするものです。

本書では第1章で、「なぜテクノロジーが規制対応に必要なのか」、レグテックの本質を明らかにします。第2章では、実際にどのような分野のソリューションにレグテックが活用できるのかを探ります。第3章では、先行する海外のレグテック事情を確認していき、第4章で日本国内の動きを解説します。規制への対抗手段は、その先の自社の強みに発展していく可能性を持っています。デジタル時代の経営者、マネジャーにとって必見の書です。


第1章 レグテックの本質
1-1 レグテックとは何か
1-2 レグテックの3要素
1-3 国内の金融規制動向
1-4 レグテックとテクノロジー

第2章 どこに使えるレグテック
2-1 金融機関におけるレグテック活用分野
2-2 非金融機関におけるレグテック活用分野

第3章 海外から広がるレグテック
3-1 400社にも上るレグテック企業
3-2 eID
3-3 Onfido
3-4 SmartKYC
3-5 Hexanika

第4章 日本でも始まるレグテック
4-1 ソラミツ
4-2 IIJ
4-3 うるる
4-4 AOSリーガルテック


佐々木 隆仁[ササキ タカマサ]
著・文・その他

内容説明

イノベーションの波は、規制という反動をもたらす。規制の波を乗り切るには、テクノロジーの力が必要になる。規制とテクノロジーを掛け合わせた造語“レグテック”がそのカギを握る。デジタル時代のマネジメントに重要な新たな動きを解き明かす。

目次

第1章 レグテックの本質(レグテックとは何か;レグテックの3要素;国内の金融規制動向;レグテックとテクノロジー)
第2章 どこに使えるレグテック(金融機関におけるレグテック活用分野;非金融機関におけるレグテック活用分野)
第3章 海外から広がるレグテック(400社にも上るレグテック企業―eID―動画を使ってオンライン本人確認 最短30秒で口座開設のために認証が可能に;Onfido―ビデオと人間の検証を組み合わせて精度の高いKYCオンボーディングに対応;smartKYC―アンチマネーロンダリング対策などのKYCプロセス ビッグデータとAIにより自動化を実現;Hexanika―コンプライアンス対応の仕組みをAIで実現 40%のコスト削減も可能に)
第4章 日本でも始まるレグテック(ソラミツ―日本発のブロックチェーン技術で決済や本人確認のレグテック創出に新風;IIJ―制裁を受けて初めて気づくGDPRの怖さ 対応する運用をサービスで提供;うるる―入札・落札情報を収集しwebで提供 1100万件を超えるデータが入札の自由度を高める;AOSリーガルテック―安全にデータ共有できるバーチャルデータルーム;金融からM&A、裁判までマル秘データを守る)

著者等紹介

佐々木隆仁[ササキタカマサ]
1964年、東京都生まれ。1989年、早稲田大学理工学部卒。大手コンピューターメーカーに入社し、OSの開発に従事したのち、1995年に起業。AOSテクノロジーズ社を立ち上げ、代表取締役社長に就任。2000年より、データ復元ソフト「ファイナルデータ」を発売し、2001年に日経サービス優秀賞受賞。2010年から2018年まで9年連続でBCN AWARDシステムメンテナンスソフト部門最優秀賞受賞。2012年にAOSリーガルテック株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。2015年に第10回ニッポン新事業創出大賞で経済産業大臣賞(アントンプレナー部門最優秀賞)を受賞。2018年には日本初のAPI取引所となるAPIbankを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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KAZOO

96
最近は、政府の政策のなかにかなりITがらみの政策が増えてきたといえます。その現状についての日本ばかりではなく世界の動向もとり入れての分析です。金融庁、経産省、総務省などが積極的な動きを見せています。個人的には早く政府主導でもってマイナンバーを利用した体系をきちんとしてもらえば楽になるところが多くなると感じているのですが。どうして政府は及び腰なのでしょうか?2018/11/25

Hatann

3
レグテックとは規制(レギュレーション)に対応するためのテクノロジー。デジタル化による社会の変化に応じて、既存の規制が強化されたり、新規の規制が導入されたりする。テクノロジーは、既存の規制への効率的な対応や、仮想通貨のようにテクノロジーによる新業態の規制への対応のために導入される。トレンドは規制の厳しい金融業界にて先行しているが、非金融業界にも共通する。コンプライアンスとは異なり、レグテックにおいては官庁と事業者が規制対応のプラットフォームを共有して市場の透明性・公平性を確保しようとする流れも特徴的である。2019/07/30

Kazkun

2
仕事読み。やはり興味がわかない分野の読書は遅くなってしまう。が、その周辺のブロックチェーン、GDPR、入札情報、KYCなどは仕事上直接関係あるだけに、知識として頭に折れておいても損ではないと思った。全体を通して、日本の残念さが浮き彫りになってしまっていて、やはり日本は沈没していくのかと焦る。Irohaには頑張ってほしい。2018/11/19

Book worm7

2
国際RegTech協会によると現在400のRegTech企業誕生、eID, OnFido, smartKYC, Hexanika, そらみつ、うるる、AOSリーガルテック2018/09/25

みーの

1
レグテック。日本ではまだ一般敵にはなっていませんが、XXTechの中で実は一番関係する領域が広いのかもしれません。規制はどこにでもあるものだし(特に日本では)2018/10/07

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