シリーズ宗教と差別<br> 差別の地域史―渡辺村からみた日本社会

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シリーズ宗教と差別
差別の地域史―渡辺村からみた日本社会

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  • サイズ A5判/ページ数 280p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784831857231
  • NDC分類 361.86
  • Cコード C1321

出版社内容情報

時の権力によって移転を余儀なくされた賤民集団の存在。
江戸時代に西日本の一大皮革集積地となった大坂・渡辺村と、どのような関係にあるのか。
皮革にまつわる賤視や穢れ観はいつから生まれたのか。
坐摩神社や真宗寺院など宗教との関係はどのようなものなのか。
鎖国時代の東アジア圏での活発な交易の実態、そして、近代の軍需産業へ――。
謎に満ちた古代~中世の信仰や生業にも焦点をあてた、新視点の論集。

内容説明

渡辺村を語らずして、日本の歴史は語れない。時の権力によって移転を余儀なくされた賎民集団の存在。江戸時代に西日本の一大皮革集積地となった大坂・渡辺村と、どのような関係にあるのか。皮革にまつわる賎視や穢れ観はいつから生まれたのか。坐摩神社や真宗寺院など宗教との関係はどのようなものなのか。鎖国時代の東アジア圏での活発な交易の実態、そして、近代の軍需産業へ―謎に満ちた古代~中世の信仰や生業にも焦点をあてた、新視点の論集。

目次

対談(出会いと共感が創りだす新しい部落史)
歴史(すべては、移転からはじまった―中世大坂の賎民と「渡辺」)
信仰(坐摩神社から浪速神社へ―「渡辺」と神社の深い関係;親鸞系諸門流と被差別民―西本願寺・本照寺・万宣寺・穢寺をめぐって)
生業(皮革づくりは穢れているか―差別の始まりを考える;牛の皮はこうして運ばれた!―渡辺村商人の東アジア広域ネットワーク;皮革は朝鮮半島からもやってきた―西浜の皮革業と牛皮)
特論 近代史の窓から

著者等紹介

磯前順一[イソマエジュンイチ]
1961年、茨城県生まれ。国際日本文化研究センター教授。文学博士(東京大学)。宗教研究・批評理論

吉村智博[ヨシムラトモヒロ]
1965年生まれ。近代都市周縁社会史・博物館表象論

浅居明彦[アサイアケヒコ]
1957年生まれ。部落解放同盟大阪府連合会浪速支部前支部長。浪速地区歴史展示室長

阿南重幸[アナンシゲユキ]
1954年、大分県生まれ。NPO法人長崎人権研究所副理事長。長崎大学非常勤講師

小倉慈司[オグラシゲジ]
1967年生まれ。日本古代史専攻。博士(文学)。国立歴史民俗博物館教授

西宮秀紀[ニシミヤヒデキ]
1952年奈良県生まれ。日本古代史専攻。博士(文学)。愛知教育大学名誉教授

吉田一彦[ヨシダカズヒコ]
1955年、束京都生まれ。日本古代史、日本仏教史専攻。博士(文学)。名古屋市立大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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