内容説明
「早朝会議」「デッドライン」「がんばるタイム」「TTP」19期連続増収増益を生んだシンプル仕事術。時間資源を100%活かす働き方。
目次
第1章 御社の残業がなくならない理由
第2章 問題はとにかく「分けて」考える
第3章 次に「会議」を変えていこう
第4章 「残業ゼロ」の達成まで
第5章 「速くて強い」チームの作り方
第6章 「仕事の常識」はこれだけ変わった
第7章 本当のワークライフバランス
著者等紹介
吉越浩一郎[ヨシコシコウイチロウ]
1947年千葉県生まれ。ドイツ・ハイデルブルク大学留学後、72年に上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。メリタジャパンなどを経て83年にトリンプ・インターナショナル(香港)に入社。プロダクトマネージャーなどを経て、86年よりトリンプ・インターナショナル・ジャパンのマーケティング本部長に。87年に代表取締役副社長、92年に代表取締役社長就任。2006年に社長を退任、吉越事務所を設立。現在は夫人の故郷であるフランスに軸足を移しつつ、講演活動などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitei
298
残業をなくしたいというトップの意志が重要なことだなと思った。この本が10年前に発刊されて未だに(ようやく政府も本腰を入れたかな?)刺激があるというのは世の中が変わっていないんだなと感じた。絶対に仕事を終わらせないといけないデッドラインを明らかにして、なぜ残業をしたのかを部署毎に反省させるのは多くの企業で勉強になると思った。2017/10/04
sas
28
全社残業ゼロ&19期連続増収増益を達成したトリンプ元社長による仕事のやり方を紹介した本。机上の話ではなく、実際に成果をあげた内容なので説得力が違う。やはり、残業をなくすというトップの強い意思が一番大事なのだ。会社にとって正しいことを優先する考え方で「デッドライン」を決め、それをやり抜くことが重要だという。そして、残業削減には、残業は悪いことという意識を徹底させ、そのための仕組みを作るのだ。残業をなくし、仕事をしている間だけでなく人生という長いスパンでワークライフバランスを充実させるべきだという考えに納得。2016/08/27
星の王子さま
7
人生初の職場異動。新天地、2年目の今年。自身と、職場の残業体質を考える。 今年は、目先のことばかりに流されず、これからの人生を謳歌するための時間作りに意識を向けたい。 何が起こるか分からない世の中。簡単に消失してしまう有形財産より、自身を高めていく、無形財産にイメージの翼を広げたいと思えた。2015/04/29
Uzundk
5
職場にこの本を掲げておきたい。もちろん緊急などの例外が存在することは百も承知ではあるが、それでも残業は全ての害悪だと私も思う。文句言いながらいつまでも残っている、でも仕事を進めるつもりもないのは本当にどうかしている。機会が出来ることは機械に任せ、人は人だから出来る事をやろう。余暇を楽しんで仕事もゲームと思えばずっと楽しくなる。2015/10/20
鎌倉 幸子
5
はっきり言おう。「残業ゼロ」にしたいのだ。正直私は仕事を任せるのが苦手である。それは部下を信じていない訳ではなく、仕事をお願いする時間が取れない状態なのだ。つまり自分の悪霊を退散することが一番かと思った中で手に取ったのでした。すごくヒントになったのは「早朝会議」も「がんばるタイム」も「全員が同じコントロールされている時間を持つ」こと。すごく調子がいい日も途中で挫かれ、そこから失速する日がある。それって自分の足を引っ張るような内線とか「ちょっといいですか」があるからだと気がついた。■リブロ池袋本店2014/08/12