内容説明
少子化が進むなかで、ジュニアファッションが飛ぶように売れ、ベビーフード市場が拡大した。手作りヨーグルトやシンプルライフはなぜ流行るのか?人々の願望と商品の価値を深層から捉え直し、ブランド戦略だけでは割り切れない商品やサービスの多層的な見方と市場化戦略を解明する。
目次
アウターマーケットからインナーマーケットへ
第1部 人口減少で市場が縮む(人口減少が始まる;人口減少社会の二つのモデル;人口減少で経済・社会が変わる;人口減少で消費が変わる)
第2部 内向志向をどうとらえるか(生活願望の新しいとらえ方;根本からネウチを見直す;ネウチ・マンダラの世界)
第3部 人口減少時代のマーケティング戦略(マーケティングを革新する;差延化戦略(パーソナル市場へのアプローチ;インナー市場へのアプローチ))
ポストモダンからラストモダンへ
著者等紹介
古田隆彦[フルタタカヒコ]
現代社会研究所所長・青森大学社会学部教授。岐阜県生まれ。名古屋大学法学部卒業。八幡製鉄(株)(現・新日本製鉄)、(株)社会工学研究所・取締役研究部長を経て、1984年より現職。運輸省・運輸政策審議会専門委員、文部省・長期教育計画研究者協力会議委員、郵政省・文字画像情報電子流通研究会委員、建設省「新東北紀」懇談会委員、北海道開発庁・生活・社会研究会委員、東京都「東京ブランド」検討委員会委員長、青森県政策マーケティング委員会委員長、日本生活学会常任理事事務局長などを歴任。日本社会学会、日本未来学会、日本消費者行動研究学会、消費者金融サービス研究学会(理事)所属。専門は応用社会学、消費社会学、人口社会学、未来社会学
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感想・レビュー
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- 和書
- コロナの時代を生きる