内容説明
主とイスラエルの民との出会いや記憶の原点とも言える、エジプト脱出や荒れ野の旅。その出来事を通して、神が現代の「われわれ」に語りかけるメッセージとは?
目次
緒論(書名について;出エジプト記の主題とその構成について;出エジプト記の組み立てについて;出エジプト記の時代背景について;出エジプト記を構成する資料層と編集の問題について)
注解(エジプトでの苦難とそこからの脱出(1:1‐15:21)
脱出後の荒れ野での試練とヤハウェの奇蹟(15:22‐18:27))
著者等紹介
鈴木佳秀[スズキヨシヒデ]
1944年、熊本県生まれ。国際基督教大学卒業、同大学院修了。東京教育大学大学院を経て、クレアモント大学院大学にて申命記研究で博士号取得(Ph.D.)。新潟大学、同大学院教授、敬和学園大学学長を経て、フェリス女学院学院長。新潟大学名誉教授。著書:『申命記の文献学的研究』(日本キリスト教団出版局、1987年(平成2年度日本学士院賞受賞))他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。