内容説明
東京の人々の温もりや世界の都市の活力と変化に満ちた生活などを多彩に描く桐谷逸夫。日本人が忘れかけている生活や習慣、人情味あふれる話題をエッセイに書き続けるエッセイストで英語アナウンサーの桐谷エリザベス。夫妻の文章と絵でつづる読売新聞・東京版に火曜日好評連載の「桐谷夫妻の一期一絵」を2006年8月から2008年7月分までまとめた待望の画文集。既刊『日米人情すごろく』の続編。街歩き、出会い、下町暮らし、日本文化発見、生きがいを求めて、絵を描く、生活雑感、現代生活、外国旅行など、日本人が忘れかけた日常生活の話題を楽しく描き語る。
目次
逸夫編(山村の暮らし;私流の街歩き;出会いのチャンス;生きがいを求めて;外国旅行(中国・アメリカ・ポーランド) ほか)
エリザベス編(下町暮らし;日本文化の発見;現代日本の生活;趣味は社交ダンス;我が思いと夢 ほか)
著者等紹介
桐谷逸夫[キリタニイツオ]
東京出身。1968年早稲田大学商学部卒業。1974年早稲田大学文学部美術専修卒業。1976年~77年ドイツ、ミュンヘン美術アカデミーでデッサンを学ぶ。1985年アメリカ、ボストン美術館美術学校でリトグラフを学ぶ。東京、小樽、須坂、ニューヨーク、シカゴ、ボストン等にて個展。東京の下町の絵と並んで、世界の都市の生活と群衆を描き続けている。著書に『下町いま・むかし』(2003年、日貿出版社、日本文芸大賞画文賞受賞)など
桐谷エリザベス[キリタニエリザベス]
アメリカ、ボストン出身。ホイートン大学文学部卒業。ハーバード大学医学部で心臓と肺の研究をすると同時に、同付属病院で血液専門家として働く。1979年、来日。現在NHK総合テレビ英語ニュースアナウンサー、ライター。著書に『消えゆく日本』(1997年、丸善ブックス、日本文芸大賞ルポライター賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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