マイクロアグレッションを吹っ飛ばせ―やさしく学ぶ人権の話

個数:

マイクロアグレッションを吹っ飛ばせ―やさしく学ぶ人権の話

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月18日 09時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874987759
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

マイクロアグレッションとは、マイクロ=微細(目に見えないくらい小さな)、アグレッション= 攻撃性。
〝誰かを差別したり、傷つけたりする意図があるなしとは関係なく、対象になった人やグループを軽視したり侮辱するような敵対・中傷・否定のメッセージを含んでおり、それゆえに受け手の心にダメージを与える言動である。
マイクロアグレッションは私たちの日々の生活や会話の中で「ふつう」に語られることが多く、発した本人もその問題性(加害)に気づかないという特徴があります。

人権とはそもそも何、差別ってどういうこと、とくにマイクロアグレッションはなぜ生まれ、どうすればなくなるのか? をみなさんと問答しながら考えていきます。

目次

第1章 人権とはなんだ?!(歴史を見てみよう;今何が起きているか)
第2章 差別とはなにか?(公平性と平等;路上生活者の排除;差別問題を考えるための六つのポイント;「反日」といういいかげんな言葉)
第3章 差別はなぜ生まれるのか(差別はなぜまずいか;森発言を分析する;森発言が生まれるところ)
第4章 マイクロアグレッションを吹っ飛ばせ(差別の現場に出くわした時;内なる差別―マイクロアグレッションとたたかう)

著者等紹介

渡辺雅之[ワタナベマサユキ]
福島県生まれ。埼玉県内で中学校教員として22年間勤務。国会前デモのリーガル(警備)やヘイトスピーチへの抗議(カウンター)、UDAC埼玉‐投票率を上げる市民の会(代表)、埼玉朝鮮学校補助金再開を求める有志の会(共同代表)、などの社会運動に関わる。近年は、銀座No!Hate小店のレギュラー講師など人権問題や教育問題に関する講演活動で全国各地を飛び回っている。現在、大東文化大学文学部教授(教職課程センター)、専門は生活指導、道徳教育、多文化共生教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キジネコ

41
耳と云わず、目と云わず、胸の奥も痛く疼いて詮方ない。思わず宙を見上げて「う~ん…」と唸って二の句が尻尾を撒きました。題された「些細な攻撃」は対岸の火事?読者は無縁と括った高が解けます。生活者として一身の日々の行い。思い当たるアレコレに冷たい汗をかきました。些細な…と題されていますが扱う人権侵害はヘイトやイジメ、人を絶望の淵に突き落とし死に至らしめる迫害から、日常口にする悪意の自覚のない一言まで多岐に渡り思料することを読者に求めます。多様性の理解等という半可な冗句で済ませず、越境すべしと筆者は迫るのです。2022/10/28

Miki Shimizu

6
マイクロアグレッションの本というより差別について色んな角度から考える本かなぁ?勉強しても勉強しても想像力が届かなくて失敗してしまう。でも、いつも勉強し続けて想像力の範囲を広げていくしかないのかなと思う。それ、おかしいよ。と反射的に言える人になりたい。がんばります。2022/04/27

びかごん

6
普段 何気に使ってる言葉も受けとる側にしたら差別に感じることもあるというとこを痛感。 2022/01/02

maaaaay22

3
マイクロアグレッションについては最後にちょろっと書かれているだけなので少し残念。差別全般をなるべく若い人も興味持てるように書いているのはよかった。なによりあとがきが良かった。サバイバーではなく勇者と呼ぶの良いな。助けを求める人、自分の本当の気持ちを正直に人に伝えられる人、他人の喜びや苦しみを感じられる人。世の中には無数の炭鉱のカナリアたちがいて、その人たちのおかげで私たちはたぶんなんとか生きていられている。そういう無名の人たちに思いを馳せながら、お礼を言いながら、わたしも常にアップデートし続けたい。2022/06/10

おーた

3
人種は存在しない(本当か?)、グループのステレオタイプで判断しそれを個人にも当てはめ傷つけるような態度はいけない(それはそう)、行き過ぎた相対主義はダメ(そうだけど、それは左派の常套手段でもあるんじゃないのか?) 理解はしてるつもりだし、道を外さずにいるつもりなのだが。 主張の中で抽象化や相対化に関してご都合主義に見えるところもあり、バランス感が求められる。バランス感の問題になると自分の感覚に合わなくなった途端共感できなくなってしまう。論理的な説明が難しいバランス。2022/05/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18837738
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。