出版社内容情報
がん治療を受ける患者さんを悩ます食欲不振。本書はがん患者さんに向けた栄養指導で定評のある国がん東病院の監修による本で、食欲不振のメカニズムから、症状別の食事のポイント、おすすめレシピまで、オールカラーで紹介します。悩まずに作れる献立例も多数掲載しています。
内容説明
朝・昼・夕の献立例と種類別200レシピを掲載。
目次
1 がん治療によくある悩みとメカニズム(がん治療が食に影響を及ぼすメカニズム;副作用別発現する時期と対策のポイント)
2 悩み別朝・昼・夕の食べやすい献立(食欲不振のとき;味覚変化があるとき;口内炎・食道炎があるとき ほか)
3 悩み別食べやすい食事レシピ(主食;主菜;副菜 ほか)
著者等紹介
後藤功一[ゴトウコウイチ]
国立研究開発法人国立がん研究センター東病院呼吸器内科長/サポーティブケアセンター室長。1990年に熊本大学医学部卒業後、熊本大学医学部第一内科、国立がん研究センター東病院にて勤務。2006年、熊本大学大学院医学研究科博士課程において学位取得。2014年より現職。2017年、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科包括腫瘍学連携講座教授併任。日本内科学会、日本肺癌学会、日本呼吸器学会、日本臨床腫瘍学会、日本癌学会に所属。厚生労働省薬事・食品衛生審議委員会委員
千歳はるか[チトセハルカ]
国立研究開発法人国立がん研究センター東病院栄養管理室長。東京家政学院大学家政学部家政学科管理栄養士専攻を卒業以降、旧国立病院・国立東信病院をはじめ6か所の国立病院にて勤務。政策医療領域である精神疾患、神経筋疾患や呼吸器疾患などの専門病院、急性期総合病院において栄養管理業務に従事。チーム医療では栄養サポートチーム、呼吸療法チーム、緩和ケアチームなどで活動。2015年4月より現職。がん患者・家族が抱える食事の不安や悩みに対し、症状別料理教室「柏の葉料理教室」を毎月2回開催し、支援を行っている。管理栄養士、栄養サポートチーム専門療法士、がん病態栄養専門管理栄養士、病態栄養認定管理栄養士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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