内容説明
本書では時間を旅する乗り物であるタイムマシンを説明するために相対性理論や量子力学など最先端の現代科学の知識を分かりやすく図解し真正面から時間の謎に迫ります。
目次
第1章 タイムトラベラー
第2章 タキオン・マシン
第3章 ティプラー・マシン
第4章 ワームホール・マシン
第5章 ゴット・マシン
第6章 タイムパラドックス
著者等紹介
福江純[フクエジュン]
大阪教育大学天文学研究室助教授。理学博士。1956年山口県生まれ。京都大学理学部宇宙物理学科、同大学大学院(宇宙物理学専攻)を修了。専門は天文学。相対論的宇宙流体力学、とくに降着円盤や宇宙ジェットなどの天体現象を研究対象にしている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴァン
6
面白かった。タイムマシンの現実性を解説する本だが、浦島太郎の例えなど、宇宙と時間についても触れている。全体の半分が図解なので読みやすい。2025/02/16
おあさ
1
文系で、物理なんて全くわからない私でも、なんとな~く理解できました。おそらく、ここに書いてあることを完全に理解するには、いろんな資料を漁る必要があるんでしょうけど。まだまだタイムマシンは研究の途上のようですが、こういう方向でこれまで考えられてきたんだな、ということがわかります。SF小説が好きな人におすすめ。2012/07/05
いかちょー
1
読み易い平易な言葉で書いてあるが内容は難しい。各ページの絵が難しい説明をわかりやすくしてくれている。2008/07/21
アヴィ
0
サイエンス・フィクションではなく、サイエンスリアルな観点から果たしてタイムマシンは出来るのかという考証本。ウラシマ効果への言及が多く、物理学的にも未来へのタイムトラベルは可能というスタンス。過去への移動は時間の流れによる因果律の問題が大きく立ちはだかる。ワームホールやタキオン粒子の発見などこの先の偶然に期待しなければいけないなど、リアルでありながら、限りなくフィクションに寄せた内容が面白く浦島太郎が跨る亀型タイムマシンなど図解も楽しめる。2025/04/12
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