日本の技能形成―製造現場の強さを生み出したもの

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日本の技能形成―製造現場の強さを生み出したもの

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815808525
  • NDC分類 507.7
  • Cコード C3033

内容説明

なぜ日本で戦後に、複雑な課題に対応できる大量の現業労働者たちが育っていたのか?復興から高度成長への歩みを支えた現場の熟練形成の画期を、戦前以来の学校や工場での技能教育にたどり、徒弟制からの転換をもたらした若年労働者教育の決定的役割を、あざやかに描き出す。

目次

序章 課題としての技能形成―多能工養成の歴史的位相
第1章 熟練工論争とは何か
第2章 熟練工養成政策の展開―1930年代後半を中心に
第3章 技能形成の実態とその可視化の試み―大企業・中小企業と技能者養成テキストの刊行
第4章 中等工業教育と熟練工養成―工場学校、下請工場、工業学校の取り組み
第5章 中小鍛造工場調査にみる労働者像
第6章 技能形成の前提―なぜ職長教育が問題となったのか
第7章 熟練工・職長に対する社会教育―協調会、労働学校、労務者輔導学級の活動
第8章 戦後への展開―昭和20年代から高度成長へ
終章 技能形成問題がもたらしたもの

著者等紹介

沢井実[サワイミノル]
1953年生。1978年国際基督教大学教養学部卒業。1983年東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学。現在、南山大学経営学部教授、大阪大学名誉教授、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Moloko

5
日本の戦間期から戦後における工場の現場で働く工員の教育システムがどのように変化し、どのような形で定着したかを、時代ごとの様々な労働者のケース・スタディーや教育にあたる企業や官庁や団体の実践例やそれらを観察した当時の学者や専門家の論説等に依拠して論じたもの。教える親方の資質や意欲でまちまちな技能形成になっていたものから、制度的に定型化された教育システムや実技では身に付かない工学的な知識を学べるコースを工員に開くなどの変化等を書いていた。専門的で歴史的な内容だが、労働者教育について現代も参考になると思った。2017/01/13

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