内容説明
低質なケアの克服のために。競争市場を通じたヒューマン・サービスの供給はいかにあるべきか。一定の成果をあげている日本の介護市場を事例に国際的視野でその政策モデルを検証、ケア品質の向上と効率性の両立を可能にする社会システムを領域横断的に示して、理想の介護市場モデルを包括的に描き出す。
目次
ヒューマン・サービスの時代と新しい経済学
市場を通じた介護サービスの供給
第1部 ヒューマン・サービス時代の経済学モデル(介護市場モデル;実装可能性の検証;介護市場での実装効果性の検証;財政的持続可能性)
第2部 ヒューマン・サービス時代の品質評価(アウトカム評価とプロセス評価;プロセス評価の優位性;ケア・ワーカーの訓練;介護政策モデルの持続可能性を担保する産業政策)
日本発の「介護市場の経済学」として
著者等紹介
角谷快彦[カドヤヨシヒコ]
1976年生。2005年早稲田大学大学院公共経営研究科修士課程修了。2010年シドニー大学大学院経済ビジネス研究科博士課程修了。大阪大学社会経済研究所特任助教授を経て、2011年Ph.D(シドニー大学)取得。現在、名古屋大学大学院経済学研究科特任准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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