旭山動物園園長が語る命のメッセージ

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  • サイズ B6判/ページ数 132p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784812422915
  • NDC分類 480.4
  • Cコード C0095

内容説明

動物たちの姿から大切な「命」を伝えたい。園長初の語り下ろし。

目次

第1章 生き物に夢中だった少年時代
第2章 命を伝える動物園
第3章 生きる意味って何だろう?
第4章 動物から学ぶ親子の関係
第5章 考える力、発見する目

著者等紹介

小菅正夫[コスゲマサオ]
旭山動物園園長。1948年札幌市生まれ。73年北海道大学獣医学部卒。獣医師として旭山動物園に就職、95年園長に就任。「伝えるのは命」が園のテーマ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

157
私たちにはない能力を持っている。旭山動物園から命のメッセージ。ずっとぶら下がったり、長く潜ったり、空を飛んでみたり、素早く走ってみたり。じっとしている姿は一緒かもしれないけど。温かく可愛くて、いつもそばにいるけど命は永遠ではないから、そのことを子どもたちにしっかりと伝えたい。楽しんだり悲しんだり、厳しい環境の中で私たちと同じ、お腹が空いたり眠ったり、時には感情を露わにしたりして生きている。寒ければ寄り添うし、見つめ合って気持ちを伝えている。人間だけ見ていたら人間がわからなくなる。そんな言葉で結ばれている。2019/09/06

れな@がんばれレバンガ

8
夏休み子ども科学電話相談でおなじみ。旭山動物園元園長、円山動物園参与の小菅先生の命のお話。生き物に触れること、その体温を感じること。動物園は動物達にとって、命をつなげる場であれば安全な楽園である。子育て論では批判も起こりそうな部分があるけど、動物としては真理とも思う。ヒトという種は社会性によって種の永続性を獲得した弱い生き物。繁殖する事を不安に感じる環境になると、その種は絶滅する。ヒトは絶滅を免れるのか。とまぁ深い話は置いておいて、動物を飼いたくなった。まずは動物園にGO!☆3.22016/08/08

tonakai

1
すなおに娘に生き物に触れさせる大切さを実感した 2023/05/22

さとうはな

1
「学習できることは、遺伝子はたすけてくれない」群れを形成して生きる種は、群れの中で学習しなければ獲得できない能力が多い。人間社会はその原則から離れていく、稀有な動物である、と。 納得。 「今のお母さんは、動物を飼って、死んだらショックが大きいから、と、最初から飼わない。でも、子供のうちに動物の生と死を体感しておくことが、命を深く理解する上で重要」確かに、動物を飼いたいと言われても、死んだときのことをまず考えてしまっている。私が子供の時は、家にいろんな動物がいたもんなぁ・・・。2018/03/08

Mika Oshima

1
友人が貸してくれた本。著者の小菅さんとお仕事でご一緒したところめちゃめちゃ素敵な人だったのよ、良い本だから読んで。と友人の弁。どれどれと読んだところ、素直に心に沁みる本でした。大切な事は全部動物が教えてくれるんだね。動物から学ぼうとする心を忘れないようにしないとね、と思わず愛犬をハグしてしまいました。2012/04/03

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