内容説明
銀河共和国に崩壊の兆しがあらわれていた。辺境領域では、暴利をむさぼり密かに軍備を増強するトレード・フェデレーションと、テロ組織の争いが激化の一途をたどっている。これに対し、銀河元老院議長ヴァローラムは、パルパティーン議員の助言により、辺境域貿易の課税制度導入を通商サミットで提案することになった。サミットの水面下で進められる議長暗殺計画。これを阻止すべく奔走するジェダイたち。しかし、この暗殺計画にはもうひとつの目的があった…。映画『エピソード1』冒頭に直結する大事件を描くブリッジ・ノベル。
著者等紹介
ルシーノ,ジェームズ[ルシーノ,ジェームズ][Luceno,James]
数多くのスター・ウォーズ小説を手がけるベテラン作家。なかでもニュー・ジェダイ・オーダー・シリーズ『スター・ウォーズ英雄の試練』、『スター・ウォーズジェダイの失墜』、『スター・ウォーズ迷走』、『スター・ウォーズ統合』はニューヨーク・タイムズでベストセラーに輝いた
富永和子[トミナガカズコ]
東京生まれ。獨協大学外国語学部英語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
7
*映画『エピソード1』前夜*銀河の秩序が崩壊を始めている。暴利を貪る貿易カルテル…、水面下で進む議長暗殺計画…。この危機を憂う議長の前に…パルパティーンが姿を現した、その時!この暗殺計画に隠された、もう一つの"顔"が明らかになる!?(紹介文・他より)――本作は映画『エピソードⅠ ファントム・メナス』の前夜譚にあたります。そんな本巻は実に見どころが溢れている! ⇒続き2014/02/01
アカハライモリ
2
EP1の1年前の出来事。ほとんどの人間がシディアスの手のひらの上で踊らされている。事件は解決したようで、根本的な解決には至っていない。言っては悪いが、ジェダイってシスの対応に常に追いつけていないようなイメージがある。2015/12/04
オリオン
2
翻訳による文章の難しさとカタカナの人名・専門の用語に駆使しながら何とか読み終えた。場面を想像することにかなり苦労したがエピソード1の謎がぼんやりとわかった。2012/05/03
大統領
1
EP1の前日譚。シボースやヴァーゲアなどレジェンズ作品で有名なジェダイが登場しておりファンとしては嬉しい。ナブー前王の急死やヴァローラムの汚職スキャンダルも全部シディアスの仕業で"それも私だ"状態。胡散臭いパルパティーンの演技が堪能できる一冊だった。同じ作者でEP3の直前を書いた「悪の迷宮」に出てくるキーアイテムのメクノチェアーってこの頃から出ていたのか。2024/08/24
Izutan
1
作品の内容は面白いのだけど、専門用語と目まぐるしい場面描写。そして、度々出てくる誤字脱字で混乱する。やはり、スターウォーズは映像が一番か。とは言え、映画で説明されていないエピソード1の背景が描かれているため、ファンであれば十分楽しめる。2014/01/10