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出版社内容情報
ご存知、国民的女優・中村メイコでございま~す。2歳8ヶ月でデビューして、芸能生活70年。天才子役と言われた、あの「メイコちゃん」も、古酒の味わいを醸し出す「メイコばあさん」になりました。本書は、芸能界の生き字引・メイコさんが赤裸々に綴った、昭和のほのぼの自叙伝です。戦争、初恋、自殺未遂、熱愛発覚、結婚、家族との確執、親子ゲンカ、夫婦の機微、流産、伝説のエノケン・ロッパ、親友美空ひばり、怪優三木のり平、大御所森繁久弥との交遊録、そして老い…。時代を彩る映画・テレビの芸能裏話からとっておきの私生活秘話まで、おなかいっぱい胸いっぱい、余すところなく告白しちゃいました。父は作家・中村正常、母は新劇女優・チエコ、夫は作曲家・神津善行、長女は作家・十月(カンナ)、次女は女優・はづき、長男は画家・善之助、婿殿は役者・杉本哲太。娘として、妻として、母として、嫁として、姑として、女として、女優として、怪人二十面相のごとき「顔」を持ち、七変化人生を繰り広げてきたメイコさん。映画・舞台・ドラマのワンシーンからプライベートスナップまで、120点を超える懐かしい写真も満載した、奇妙キテレツ、抱腹絶倒、愉快痛快グラフィティ。人生という名の喜劇を生きた一人の女・中村メイコ。今もなおキュート満開、パワー全開で、テレビにラジオに映画にと活躍中です。あの日があるから今がある。あなたがいたから私がある。信条は「公私共に喜劇的に」。悩まぬこと。欲張りすぎないこと。〝わる追い〟しないこと。そしてさりげなく生きていよう。さあ、舞台の幕が上がります。どうぞ読み終わった後は盛大なカーテンコールをお願いいたします。東京新聞・中日新聞夕刊連載「この道」の単行本化ー。
内容説明
それは摂理か、運命か。奇妙キテレツ、抱腹絶倒、愉快痛快もういいかい?鳴呼!中村メイコ笑劇の全告白。
目次
第1章 幼顔(アヒルとハム;数字とお月さま ほか)
第2章 横顔(テレビジョン;失明 ほか)
第3章 真顔(端境期;七色の声 ほか)
第4章 素顔(永すぎた春;結婚の条件 ほか)
第5章 笑顔(ごめんあそばせ;紅白歌合戦 ほか)
著者等紹介
中村メイコ[ナカムラメイコ]
本名・神津五月(こうづ・さつき)。1934(昭和9)年、作家の中村正常、元新劇女優のエチコの長女として東京に生まれる。2歳8カ月の時、PCL映画(現・東宝)の『江戸っ子健ちゃん』のフクちゃん役でデビュー。1957年、作曲家・神津善行と結婚。長女・十月(カンナ)、次女・八月(はづき)、長男・善之介(よしのすけ)の一男二女の母。NHK朝の連続テレビ小説『風のハルカ』のナレーション、TBSラジオ『メイコのいきいきモーニング』など、テレビ、ラジオ、舞台を中心に、女優として現在も活躍中。1983年、第34回NHK放送文化賞受賞、2000年、日本文芸大賞エッセイ奨励賞受賞、2002年、徳川夢声市民賞受賞、中部日本放送小嶋賞受賞、2003年、日本映画批評家大賞ゴールデン・グローリー賞受賞、2005年、松尾芸能賞演劇優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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