出版社内容情報
1968年、ベトナム戦争の最中に黒人兵テリー・ホイットモアは戦場で負傷して運ばれたヨコハマの軍病院から脱走した。ベ平連の手で密かにスウェーデンに逃れた彼は、当時逃走を助けた元ベ平連活動家たちに招かれて四半世紀ぶりの再訪日をはたす。改めて反戦平和運動の実践を考える。
内容説明
兵士が脱走した。そのとき脱走は汚名ではなく、良心の証となった。世界が揺れ動く。冷戦後の戦争、民族衝突、宗教対立、内戦、不況とは何だろう。私たちは考える。一人ひとりの流儀、市民の役割、民主主義、国際貢献の意味を。
目次
「帰ってきた脱走兵」の発端(「反戦脱走米兵テリー・ホイットモアと二五年目にあう会」の発起人会についてのお願い)
東京のテリー・ホイットモア
京都のテリー・ホイットモア
枚方のテリー・ホイットモア
テリー・ホイットモア滞日略日記
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- 和書
- 年金制度改正の解説