先生、イルカとヤギは親戚なのですか!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学

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先生、イルカとヤギは親戚なのですか!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806716778
  • NDC分類 481.78
  • Cコード C0040

出版社内容情報

鳥取砂丘の端にある「千代(せんだい)砂丘(教授命名)」で
イルカの遺体を発見したコバヤシ教授。
標本づくりのために「ある生物」に協力を頼んだものの、
最終的には別の生物たちが現れて……

学長就任にともない、先生最後の参加となった
「ニホンモモンガが棲む森の生物調査実習」で目撃したニホンモモンガの珍しい行動や、
幼い頃に飼っていた愛犬トムとのエピソードなど、今回も動物への"気づき"が盛りだくさん。

現代人の「モモンガグッズ」制作を可能にした、
ヒト(ホモ・サピエンス)の認知能力の進化にも思いをはせます。

学長になったコバヤシ教授がつづる、
出会いと別れがつまった「先生!シリーズ」最新巻。

内容説明

モモンガは川に飛び込み、イルカは学生(とヤギ)の好奇心を刺激し、コバヤシ教授は学長になる。自然豊かな大学を舞台に起こる動物と人間をめぐる事件の数々を人間動物行動学の視点で描く。

目次

私の心に棲みつづけるイヌの話 トムは私のことを許してくれたのだろうか
街で暮らしはじめた鳥の話 ヒトと野生動物との共存のあり方とは…
泳ぐニホンモモンガ、交尾するシマヘビ、ヤマメの胃のなかの甲虫 なかなか面白かったよな。たぶん最後の調査実習
海でイルカの遺体を見つけた話 「ミールワーム→ハエの幼虫→ダンゴムシ・ワラジムシ?」読んでいただければ意味がわかります
モモンガグッズをめぐる、おもにヒトの話 Tkさんのことと、ゼミ生Ftさんの油絵バージョン
キャンパス林のビオトープで毎年起こること サンインサンショウウオが産卵しトノサマガエルが泳ぎ…毒ヘビの出現は今年が初めてだったが
先生、学長になるんですか! ニホンモモンガたちとの別れ

著者等紹介

小林朋道[コバヤシトモミチ]
1958年岡山県生まれ。岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。岡山県で高等学校に勤務後、2001年鳥取環境大学講師、2005年教授。2015年より公立鳥取環境大学に名称変更。2024年より学長。専門は動物行動学、進化心理学。これまで、ヒトも含めた哺乳類、鳥類、両生類などの行動を、動物の生存や繁殖にどのように役立つかという視点から調べてきた。現在は、ヒトと自然の精神的なつながりについての研究や、水辺や森の絶滅危惧動物の保全活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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けんとまん1007

48
小林先生のこのシリーズは、ただただ面白い。面白いだけでなく、へえ~なるほど・・も多い。大学名に「環境」の2文字があるくらいで、その意味する範囲もとても広い。仮に生物そのものから始めるとしても、生物が住む環境自体へと、自然と視野が広がる。と、さらに興味が湧く。それを後押しするのが、先生の生き方でもあり文章でもある。昨年、鳥取へ行った時に、寄ってくれば・・・・と。2025/04/05

七月せら

9
10年以上前の卒業研究で作られたビオトープが今も生き生きと森の命を育んでいたり、初めてモモンガに出会った日から15年もの時を経て最後のモモンガを森に返す日の出来事だったり、そんな、昔と今が確かに繋がっている(その間にももちろんたくさんの物語がある)エピソードが多く、感慨深かったです。小林先生が学長になられた(おめでとうございます!ご苦労も多いことと思いますが、先生の想う素敵な大学を創っていってください!)ということも関係しているのかも。私も、小林先生の授業を受けてみたかった…!2025/02/13

左近

4
いつか読もうと思っていたが、どうせ読むなら1冊目からにしよう(何が既読で何が未読かわからなくなるし…)と先延ばしにしているうちに、何故かシリーズ19冊目を最初に手に取ってしまった。最初はふざけたテイスト強めなのかと思ったら、ユーモアはずっと漂わせながらも、時に専門的な解説がサラリと挟み込まれる。楽しませていただきました。他の18冊+これから出る新刊も、少しずつ読んでいこう。それにしても、多くの子供が研究者を目指すきっかけになったであろう『シートン動物記』は本当に偉大。もちろん『ファーブル昆虫記』もね。2025/05/05

相馬

3
シリーズ第19巻。2024年度から学長に就任。ということもあってか、フィールドワークの話はちょっと少なめ。昔話も多くなったような。それでもいろいろと興味深い。授業もゼミも最終となり、モモンガも全て山に返す辺りは寂しい。2025/03/22

rakuda

3
それにしてもモモンガ、かわいい。ていうか、モモンガとムササビの違いもよくわかってないけど。2025/02/21

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