出版社内容情報
小説『ザ・ゴール』で日本に紹介された「TOC」の手法を使い、企業とそこで働く人々がどのように変わったか、そのプロセスを紹介。会社を変えたいと心底思う人々を描く、迫真のドキュメント。
内容説明
『ザ・ゴール』の手法で掴んだV字回復の軌跡が手にとるようにわかる本。
目次
序章 今、日本企業に求められること―部分最適から全体最適へ
第1章 「加工限界」に挑む―日立ツール野洲工場(見かけの工場利益確保に腐心する日々;多品種少量生産へのジレンマ;白羽の矢 ほか)
第2章 「世界最速半導体工場」をめざして―セイコーエプソン半導体事業部酒田事業所(組織風土に風穴を開ける;リードタイム五〇%短縮をめざしてスタート;リーダーの不安 ほか)
第3章 TOC導入ドキュメント―日立金属九州工場(TOCを目標達成のエンジンに;活動組織の編成;事務局の設置とメンバー選定 ほか)
著者等紹介
村上悟[ムラカミサトル]
(株)日本能率協会マネジメントセンターTOC推進センター・チーフコンサルタント。大手製造業にて経理、原価計算担当を経て、1988年、(社)日本能率協会入職。その後、株式会社日本能率協会マネジメントセンター分離に伴い移籍し、現在に至る。生産情報研究会を組織し「自律型生産システム」として新生産システムの研究を行う。1997年TOC(制約条件の理論)研究会を組織し、TOC研究とコンサルティングを開始
石田忠由[イシダタダヨシ]
(株)日本能率協会マネジメントセンターTOC推進センター・チーフコンサルタント。造船会社にて工事施工計画、工程管理を担当後、コンサルタント会社での生産管理・QC活動指導、コンピュータ会社でのコンピュータ経理指導を経て、(社)日本能率協会に入職。その後、株式会社日本能率協会マネジメントセンター分離に伴い移籍し、現在に至る
井川伸治[イカワシンジ]
(株)日本能率協会マネジメントセンターTOC推進センター・コンサルタント。大手アパレルメーカーの情報システム部門で生産管理システム、物流システム、デザインシステム、CAD/CAMシステムなどの構築と活用、運用システム構築などをてがける。その後、(株)日本能率協会マネジメントセンターに入社、現在に至る
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