内容説明
仏道では、皮膚色や言語、信仰などで人を区別せず、根本は全て共通の同じ人だと見て、互いに侵害せずされず、慎みと自省で和合し、穏やかに覚りをめざす生き方が基本です。そんなふうに生きたいと、求法と伝道に努めた人々が、少しずつ広げていった仏教の世界、この物語集は、当時の人々が繰り広げたその世界を、日本へ、アジアの各地へと辿ります。
著者等紹介
山口辨清[ヤマグチベンセイ]
昭和12(1937)年、奈良県に生まれる。龍谷大学文学部哲学科卒業。奈良県内公立学校教職員及び浄土宗西山派寺院の住職を歴任。現在は奈良市内素心居に居住し、ホームページを主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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