内容説明
日韓友好の長年の課題の一つとして避けて通ることのできない領土問題。日韓比較政治・比較文化研究家である著者が、19世紀中頃までの日韓の歴史を照らし合わせ韓国側の主張を提示する。
目次
第1章 日韓、どちらの国が先に独島を領土として認識したのか
第2章 高麗・朝鮮時代の鬱陵島と独島
第3章 蓼島・三峰島の捜索と『新増東国輿地勝覧』
第4章 江戸幕府と鬱陵島への渡海免許
第5章 鬱陵島争界
第6章 安龍福の第二次渡日と鬱陵島争界の終焉
第7章 鬱陵島争界以後の鬱陵島と独島
第8章 鬱陵島争界以降の日本地図
著者等紹介
保坂祐二[ホサカユウジ]
1956年、東京生まれ。2003年、韓国に帰化。東京大学工学部卒。高麗大学大学院博士課程修了。政治学博士。現、世宗大学教養学部教授、韓国独立記念館非常勤理事、世宗大学独島総合研究所所長、「獨島と東アジア」サイト運営者、など。2013年2月、韓国政府より紅條勤政勲章を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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