内容説明
「立ち止まることのない生活は、心を置き去りにして旅をしているようなものです。旅の途上でのいろいろな出来事に遭遇し、さまざまな経験をしても、それらの意味、自分にとっての意義を見出さないなら、人生の旅をしているというより、時空をただ移動しているに過ぎないと言えるでしょう。」著者のキリスト者としてのこころの危機と良き師との出会い。そこから始まった聖書の言葉の黙想と人生のふり返り。心と体を静めて神の臨在を求める旅路の成果が、一巻にまとまりました。
目次
第1部 思い起こし、思い巡らす(立ち止まって過去をふり返る;「反省」ではなく「ふり返る」 ほか)
第2部 静まりと生活の中の霊性(新しい視点への気づき;静まりからすべてが始まる ほか)
第3部 牧者としての魂のセルフケア(自分自身の魂のケア;何よりも牧者に必要なこと ほか)
第4部 先人に学ぶ日常生活の霊性(ハンス・ビュルキとA・W・トウザー―生活を聖なるものに;ブラザー・ローレンス―神との対話 ほか)
第5部 聖書読みの聖書知らず(ヤコブ書4章13~15節「今日か明日、これこれの町に行き…」;エペソ書4章29節「悪いことばを、いっさい口から出しては…」 ほか)
質疑応答「霊的エクササイズ―黙想とは」
著者等紹介
太田和功一[オオタワコウイチ]
東京生まれ。キリスト者学生会(KGK)総主事、国際福音主義学生連盟(IFES)東アジア地区副総主事として学生伝道に従事。クリスチャン・ライフ成長研究会(CLSK)総主事として、国内およびアジアの国々で「静まりのリトリート」を導く。現在、CLSKシニアアドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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