出版社内容情報
人気のガストン・ソーシャルスキル絵本シリーズ、第二弾。好評の『かっても まけても いいんだよ』の姉妹本として。今回のガストンは、いとこの失敗を許すことができずに、怒ってしまうお話。自分も同じ失敗をしてしまうことで、ようやく相手の気持ちに気づくことができます。パパの会話のなかで、「しっぱいしても大丈夫」「人の気持ちになって考える」「あやまること」と「ゆるすこと」を、ガストンといっしょに学ぶことができます。小学校入学までに身につけたい社会のルール
内容説明
「わかっていてもしっぱいをゆるせないこともあるね」しかるよりたいせつな語りかけることば。
著者等紹介
シーヌ,オーレリー・シアン・ショウ[シーヌ,オーレリーシアンショウ] [Chine,Aur´elie Chien Chow]
パリ第3大学で児童心理学に主眼をおいた情報とコミュニケーションに関する修士号を取得。10年間アニメ制作に携わったのち、児童書の作家としてガストンシリーズでデビュー。ソフロロジーによるセラピーのメソッドを学び、教育機関などでワークショップなども行っている
垣内磯子[カキウチイソコ]
東京都出身。早稲田大学仏文科卒業。詩人としてデビューし、絵本・童話作家、翻訳家として活躍。小野梓記念賞、サンリオ詩とメルヘン賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
16
ソーシャルスキルの絵本だそうです。 人の失敗に対する怒り、自分の失敗に対する悔み、どちらも誰もが経験することでしょう。 その事例を客観的に見ながら、心のセルフコントロールする、セルフケアする絵本です。 子どものための絵本ではあるけれど、大人としてどのように対応するかということを考える絵本です。 大人にしても、日常生活で失敗はつきものです。 この絵本に対して、謙虚であることが肝要です。2025/03/25
遠い日
7
「ガストンのソーシャルスキルえほん」シリーズ。誰でも失敗は嫌だし、怖い。自分の失敗には「わざとじゃない」とか「ついうっかり」とか言い訳をしがち。でも、他人の失敗はどうにも許せない場合があります。特に自分の努力を台無しにされた場合には。ガストンもいとこのジョセフィーヌの大雑把な行動で、大事に育てた花の鉢を割られ、整理したタネの小袋をかき回され……。それに対する怒りが収まらない。パパのアドバイスの、やさしいことばが沁みます。誰かに失敗したっていいんだよと言ってもらうことほど心休まるものはないのかもしれません。2024/07/03
moco
2
【小1】娘の感想「失敗しちゃったときは、イライラするときもあるし、悲しいときもある。困ったときは友達や親に相談してみるといいかもね。」2024/10/25