内容説明
伝統的な名勝地から現代の待ち合わせスポット、失われた名所まで―。にぎわいの背後にはさまざまな歴史・文化がある。地域が記憶する秘められたストーリーを読み解く。
目次
1 あの名所のB面(神社仏閣の今昔;街道・川・海辺の風景;お城今昔;公演・博物館・テーマパーク;愛知への玄関口)
2 忘れられた名所(明治・大正・昭和の聖蹟(半田市・武豊町・豊橋市・豊明市・稲沢市・名古屋市)
時代劇界の大御所が小牧に展開した娯楽の殿堂(小牧市) ほか)
3 初三郎式鳥瞰図が描いた名所(観光案内鳥瞰図から見える犬山の名所づくり(犬山市)
「大正の広重」大名古屋の全貌を描く(名古屋市) ほか)
4 都市のなかの「名所」(若者文化を発信した栄・クリスタル広場(名古屋市)
名古屋栄の待ち合わせ場所だった「エンタル」のペット君(名古屋市) ほか)
著者等紹介
岩〓彰利[イワセアキトシ]
1963年、愛知県豊橋市生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(歴史学)。専門は日本考古学(縄文時代の土器・貝塚)。現職:豊橋市図書館副館長(学芸員)、東海学園大学人文学部非常勤講師(日本考古学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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