内容説明
“戦争狂”と呼ばれるアメリカ陸軍大佐バーンズが、連絡を絶ち部下と共に姿を消した。中東における政府の方針に不満を抱いていた彼は、アメリカ軍の基地を襲ったのち、生物兵器を使用しひとつの村を壊滅させる。さらにバーンズは一般人を犠牲にすることをためらわない、非情なやり方でテロリストを惨殺していく。一方、バーンズに関する調査を進めていた特殊作戦部隊所属のルネ・ハートは、やがてひとりの男に行き着く。その男の名は、メイソン・ケイン。バーンズの元部下で優秀な兵士だったが、いまはテロリストとして世界各国の抹殺リストに載っているという。すべての謎の中心にいるメイソンとは何者なのか?元空挺師団の著者が放つ、臨場感溢れるミリタリーアクション!
著者等紹介
フッド,ジョシュア[フッド,ジョシュア] [Hood,Joshua]
メンフィス大学卒業後、軍隊に入り第82空挺師団でパラシュート歩兵連隊隊長を5年間務める。イラクやアフガニスタンへ派遣された経験を経て、現在はテネシー州メンフィスにてSWAT所属。『殲滅の銃火―サーチ&デストロイ』がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かんとり
4
表紙を見た限りでは、アクションゲームのノベラかと思ったが、あらまこれは面白い! ちょっと印象を裏切られましたな。 まだ誰が正義か悪か、主役は誰だ!と落ち着かないが、 戦闘描写はなかなか決まっています、下巻が楽しみ。 2020/02/28
tai65
3
星4・52020/09/07
P-man
0
上巻はまるまる下準備という感じかな。最後の拷問シーンはかなりえげつない。2017/02/01
nur1202
0
(上下巻共通) シリーズものの一作目にありがちな、設定だけあれこれ語っているような、そんな作品。 アクションもしっかりしているし、お話としても面白いんだけれど、オチが次作に続くって感じですっきりしないのがどうも。 帯やタイトルから想像したより話がごちゃごちゃしているので、すっきりしたアクションものが読みたい人に薦めるにはちょっと微妙ですね。 一応、次作にこそ期待ということで。 2017/01/22