検事の死命

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  • サイズ B6判/ページ数 338p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784800215543
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

郵便物紛失事件の謎に迫る佐方が、手紙に託された老夫婦の心を救う(「心を掬う」)、感涙必至!佐方の父の謎の核心が明かされる「本懐を知る」完結編(「業をおろす」)、大物国会議員、地検トップまで敵に回して、検事の矜持を押し通す(「死命を賭ける」―『死命』刑事部編)、検察側・弁護側―双方が絶対に負けられない裁判の、火蓋が切られた(「死命を決する」―『死命』公判部編)。骨太の人間ドラマと巧緻なミステリーが融合した佐方貞人シリーズ。刑事部から公判部へ、検事・佐方の新たなる助走が、いま始まる!

著者等紹介

柚月裕子[ユズキユウコ]
1968年、岩手県生まれ。第7回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、『臨床真理』にて2009年デビュー。『検事の本懐』で2012年第25回山本周五郎賞にノミネート、2013年度第15回大藪春彦賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

サム・ミイラ

474
法廷物が大好きな私だが意外に裁判を描いた小説は多くない。大岡昇平の「事件」のように緻密でゆえに重く生真面目なのもいいが、この佐方シリーズの特に「死命を賭ける・決する」の二部作は本格的な裁判劇の醍醐味とエンターテイメント性を兼ね備えた本当に素晴らしい作品だと思う。この国でこうした小説が読める事に喜びを感じる。大傑作だった前作「検事の本懐」を上回るのは大変だと心配していたが、軽々と飛び越えてしまうこの作者から目が離せなくなってしまった。こりゃ横山秀夫もうかうかしていられないぞ!って大きなお世話か(笑)2014/10/23

ウッディ

383
権力に屈することなく、正義を信じ、真実を追い求める検事、佐方貞人の短編集。日本の検事といえば、冤罪を生み、出世や面子を守るためなら事実をも捻じ曲げるという悪役のイメージだったが、ここに出てくる佐方検事、上司の筒井さん、事務官の増田さんも含め、正義の為にどんな圧力にも屈しない格好良さ。法廷シーンも痛快でした。「失うものがないからこそ真実を貫く、そういう人間もいると思います。」という台詞に涙が‥。今の日本には、彼のような弱者の味方になれる検事が必要なのかも。すご〜く、面白かった。このシリーズもっと読みたい! 2018/02/11

takaC

316
『最後の証人』は既読、『検事の本懐』は未読。柚月さんは佐方検事シリーズで薬丸岳の夏目刑事シリーズの向こうを張る構えなのだろうか。少し期待。ちなみに柚月さんは自分と同学年、薬丸さんは一年下。2014/09/18

barabara

285
どの話も全てよかった。誰にも肩入れしない第三者的な文章が、佐方の罪を暴く姿のみに向けられる。邪心ない正義が私たちに圧倒的に押し寄せる。表紙が毎回すごく好き。厳粛で法の番人を司る感がすごく出ていて。毎回佐方のイメージが、熊のようなガタイで目元が涼しげな人が浮かぶんだが、俳優だったら誰が相当するんだろう…完2013/10/24

ダイ@2019.11.2~一時休止

265
佐方貞人その3。前作の伏線がスッキリ。これ以降も続けて読みたい。2014/03/11

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