出版社内容情報
これだけでも知っておけばSDGsの課題に取り組む探究が調べ学習で終わらない!
総合的な学習・探究では、教員がすべてのテーマに専門的に関われるとは限らない。本書は、その制約の中でも児童生徒の探究を深める「見方」を提示する一冊である。モノを生産・消費・廃棄という「ライフサイクル」の視点から捉え直すことで、資源、環境、エネルギー、地域、経済などの社会課題が見えてくる。米、カレーライス、タオルなど身近な題材を通して、SDGs学習を単なる「調べ学習」で終わらせず、社会とのつながりを持った探究へ導く実践的なヒントを豊富に収録。小・中・高校教員必携の一冊。探究指導に悩む教師に新たな視点を与える。
桐蔭学園理事長・桐蔭横浜大学教授 溝上慎一
【目次】
■主要目次
第1章 探究的な学習について
第2章 ライフサイクル思考とは
第3章 モノのライフサイクル思考から探究課題の指導を考える
第4章 カレーライスに関する探究的な学習の課題設定
第5章 ライフサイクル思考による探究的な学習
目次
第1章 探究的な学習について(探究的な学習の導入背景;総合的な探究の時間の指導に関する研究者の意見;第1章に関係する探究課題の候補)
第2章 ライフサイクル思考とは(ライフサイクル思考(Life Cycle Thinking)とは何か
ごはんを食べる状況を考えてみよう!
社会や環境とのつながりを叶えるためのライフサイクル思考
第2章に関係する探究課題の候補)
第3章 モノのライフサイクル思考から探究課題の指導を考える(温暖化対策に関する探究課題;責任ある生産と消費に関する探究課題;ごはんのライフサイクルに関する探究的な学習指導のポイント;第3章に関係する探究課題の候補)
第4章 カレーライスに関する探究的な学習の課題設定(カレーライスのライフサイクル;カレーライスと地球温暖化との関係;カレーライスとSDGs;探究的な学習指導のポイント;第4章に関係する探究課題の候補)
第5章 ライフサイクル思考による探究的な学習―タオルを教材として(手法;タオルの一生;タオルの一生とCO2との関係)
著者等紹介
松本真哉[マツモトシンヤ]
横浜国立大学大学院環境情報研究院・教授。〈略歴〉1994年大阪府立大学大学院工学研究科博士前期課程修了、1994年~1997年シャープ株式会社液晶事業本部、2001年横浜国立大学大学院工学研究科博士課程後期修了(博士(工学))、日本学術振興会特別研究員を経て2002年横浜国立大学教育人間科学部講師、2004年同助教授、2011年より現職。専門分野はライフサイクル思考を基礎とした環境教育及び色素結晶の化学。日本LCA学会環境教育研究会主査としてライフサイクル思考の普及啓発に取り組む。この活動に関係して、横浜市地球温暖化対策推進協議会やグリーン購入ネットワーク、かながわ脱炭素推進会議などにも参画し、脱炭素や持続可能性に関係する市民や企業向けの普及啓発活動などを進めている。その他、日本化学会化学グランプリオリンピック委員やスーパーサイエンスハイスクール事業の運営指導委員として、化学教育や探究的学習の指導などにも取組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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