内容説明
明治5年の開学から昭和28年の閉学まですぐれた教授陣・卒業生を輩出してきた旧制東京高等師範学校及び東京文理科大学(→東京教育大学)。そこで行われてきた教育の理念と実践は今日の大学の求める理想像にも通底している―。80年にわたり知の営みを紡いできた膨大な教授陣・卒業生を通時的かつ学問分野別に膨大な資料・文献に基づき概観することで「個性を尊重し創造性を育む大学」という理想像を展望した人物事典でもある。
目次
第1章 「個性」の尊重と「創造性」の発現はなぜ重要か(「創造する」とはどういうことか;創造性発現の重要性 ほか)
第2章 高師及び文理大の沿革略(揺籃期―師範学校・東京師範学校時代;成長期―高等師範学校時代 ほか)
第3章 高師及び文理大の教授陣(嘉納校長以前の時代(明治5年~明治26年)
嘉納校長の時代(明治26年~大正9年) ほか)
第4章 高師及び文理大の卒業生(学者・研究者;教育者 ほか)
第5章 大学の未来を考える
著者等紹介
山田宣夫[ヤマダノリオ]
1947年(昭和22年)、北海道に生まれる。言語学・英語学専攻。博士(文学)。筑波大学名誉教授。73年、東京教育大学文学部文学科英語学・英文学専攻卒業。75年、同大大学院文学研究科修士課程修了。山形大学教育学部助教授、筑波大学大学院人文社会科学研究科文芸・言語専攻教授、同大第一学群長、(初代)人文・文化学群長、筑波大学特命教授、目白大学外国語学部教授、同大外国語学部長・大学院言語文化研究科長などを歴任し、2018年3月に定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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