目次
第1部 社会学におけるコスモポリタニズムとパブリック・ソシオロジー(社会学におけるコスモポリタン的転回―カエルにキス!?;どのようにして世界社会学を織り上げることができるのか;フレッシュ・キドニー―コスモポリタン理論は南の社会学に何を語るべきか;コスモポリタニズムからパブリック・ソシオロジー)
第2部 専門分野としての社会学の使命(グローバル社会学のためのリアル・ユートピア;リキッド・モダニティにおける社会学の使命;形態生成の増大と社会学という使命;社会学の使命―プラグマティックな観点から;未来に目を向けること―社会学の使命;社会学の向こう側へ)
第3部 職業としての社会学―社会学者の生き方(歴史社会科学者;世界規模での集合的営為―社会学の使命;公共領域での批判的取組み;法学と社会学との対話;人生の定めとしての社会学者;すべての不平等に立ち向かって;「制度的エスノグラフィ」の系譜)
エピローグ 日本社会学会と国際社会学会―社会学の過去と未来
著者等紹介
西原和久[ニシハラカズヒサ]
成城大学社会イノベーション学部心理社会学科教授・名古屋大学名誉教授。名古屋大学にて博士(社会学)学位取得。マンチェスター大学、南京大学、ハワイ大学等の研究員・客員教授を経験。専門は、社会学理論、移民研究、国際社会学
芝真里[シバマリ]
ボストン大学大学院修士課程、名古屋大学大学院博士課程を修了後、日本学術振興会特別研究員(PD)および成城大学等で非常勤講師。専門は、国際養子研究、移民・移動者研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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