出版社内容情報
声とジェスチャーでPCを操作! IntelによるWindows 10時代のセンサーデバイスを徹底解説
声やジェスチャーでPCを制御するセンサーデバイスの大本命!
Microsoft Kinectの登場以来、マウスやキーボードに代わる新しいPCの操作方法として、センサーデバイスによる「NUI(ナチュラル・ユーザー・インタフェース)」が注目されています。ジェスチャーや音声コマンドなど、人間の五感や自然な行動による直感的な操作を可能とするため、PCを使い慣れていない若年層や高齢者にも好評です。
本書がテーマとしている「Intel RealSense(リアルセンス)テクノロジー」は、CPUのトップメーカーIntelが開発したセンサー入力技術です。専用の3Dカメラでユーザーを捉えることで、NUIを実現します。この3Dカメラは、今後発売されるPCに順次搭載されることが予定されており、世界各国の主要なPCメーカーが賛同しています。これらの対応PCを購入すれば、追加購入することなく3Dカメラを利用できるため、最も普及するセンサーデバイスとしてアプリ開発者たちの注目を集めています(既存の未対応PCでも開発者用カメラを追加することで利用できるようになります)。
対応アプリの開発は、無償公開されている「Intel RealSense SDK」を用いてC#やC++などで行います。昨今、ユーザーが爆発的に増えている「Unity」にも対応しており、ゲーム開発者からも注目されています。
本書では、「Intel RealSense SDK」の基本APIはもとより、応用としてのアプリ開発例やTipsを紹介します。Visual Studio、Unity 5、openFrameworkなど人気の開発環境を使った手順も解説。
第一部 開発の準備
第1章 インテル RealSenseテクノロジーとは
第2章 Visual Studioによる開発の準備
第3章 Unityによる開発の準備
第二部 インテル RealSense SDKの利用
第4章 画像の表示
第5章 手指の検出
第6章 顔と表情の検出
第7章 表示と検出の応用例
第三部 アプリケーション開発実践
第8章 Unityで作るアプリケーション
第9章 WPFで作るアプリケーション
第10章 openFrameworkによるメディアアート
内容説明
「Intel RealSense SDK」の基本APIをはじめ、応用としてのアプリ開発例やTipsを紹介。Unity、Visual Studio、openFrameworksなど人気の開発環境を使った手順も解説している。
目次
1 開発の準備(インテルRealSenseテクノロジーの概要;Visual Studioによる開発の準備;Unityによる開発の準備)
2 インテルRealSense SDKの利用(画像の表示;手指の検出;顔と表情の検出;表示と検出の応用例)
3 アプリケーション開発実践(Unityで作るアプリケーション;Visual Studioで作るアプリケーション;openFrameworksで作るアプリケーション)
著者等紹介
中村薫[ナカムラカオル]
Microsoft MVP for Kinect for Windows/TMCNテクニカルエバンジェリスト。フリーランスでKinectやRealSesneなどを使ったアプリケーションの開発、講演、執筆などを中心に活動している
前本知志[マエモトサトシ]
Tokyo MotionControl Network Co‐founder./株式会社システムフレンドセンサー&デバイス部長。KINECTなどのセンサーを使ったアプリ(イベント用コンテンツ、医療ヘルスケア系)やスマホARアプリの開発を生業とする
斎藤裕佑[サイトウユウスケ]
東京理科大学理工学研究科経営工学専攻、博士課程在籍。西山研究室所属。研究分野は機械学習、ヒューマンインタフェース、人工知能。現在は行動認識を主なテーマとしており、研究過程にて様々なデバイスに興味を持つ
谷口直嗣[タニグチナオジ]
CGスタジオのR&D部門を経てフリーランスに。コンシューマゲーム、Webアプリ、スマホアプリ、インタラクティブ展示の企画、開発を手掛ける
初音玲[ハツネアキラ]
Microsoft MVP for Windows Platform Development/TMCNテクニカルエバンジェリスト/国内大手システム開発会社勤務。技術系WebサイトにてWindows系システム開発の技術情報を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。