出版社内容情報
「退位」では終わらない、天皇家の大問題2019年4月――。ついに、今上天皇が退位されます。2016年に発表された衝撃機なお言葉の発表を受け、「その日」に向けた準備が着々と進むなか、日本人はあらためて、こう問わなければならないでしょう。
私たちは、天皇のことをどこまで知っているのか、と。
本書は、歴史や文化、宗教、ご公務の実態といったさまざまな観点から、天皇・皇室に関する基礎的な知識が理解できる1冊になっています。
神話(古事記・日本書紀)好きも、日本史好きも、社会問題追求派も納得!
貴重な絵画や写真、イラストを使ったビジュアル重視の誌面を実現しました。
■第1章……天皇のルーツを探る
■第2章……歴代天皇の功績をたどる
■第3章……天皇と皇室を規定するルール
■第4章……天皇と神道の結びつき
■第5章……ご公務の真実
■第6章……「ご譲位」とこれからの皇室
高森 明勅[タカモリ アキノリ]
著・文・その他
内容説明
いにしえより、歴史の中心にあって、常に日本人の精神的支柱であり続けた天皇と皇室―。だが、私たちはその実像をどこまで正しく知っているだろうか?日本神話に探る天皇のルーツ、憲法が求める“象徴”としての役割、宮中祭祀の知られざる内容、皇位継承のルール、皇室の資産、そして…200年ぶりとなる「ご譲位」の歴史的な意味とは?感情的な議論を排し、冷静な視点で多角的にポイントを解説。豊富なビジュアルで、知りたかったことがわかる!御代替わりに是非とも知っておきたい、天皇と皇室のすべて。
目次
天皇のルーツを探る
歴代天皇の事績をたどる
天皇と皇室を規定するルール
天皇と神道の結びつき
ご公務の真実
「ご譲位」とこれからの皇室
著者等紹介
高森明勅[タカモリアキノリ]
神道学者、皇室研究家。昭和32年、岡山県生まれ。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「国家観・歴史観」講座担当などを歴任。現在は、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大学講師などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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